アウディA5のフルデッドニング施工をご依頼いただきました。
ほとんどのお客様から頂くお悩みは車内がうるさいという事です。
デッドニング施工は元々スピーカーの音質を最大限発揮するために、ドア内部の環境を整えるメニューでした。
最近はメーカー様より様々な素材が発売されるようになり、
「制振」、「吸音」、「遮音」、「断熱」などどこにどの素材を施工するかで変わってきます。
お客様からお話を伺ったうえで最適な施工方法をご提案させていただきます。
このアウディA5は誰もが認める高級車ですが、
ドアの鉄板や構造的に特別優れているわけではございません。
エンジン、スタイリング、走行性能、内装の豪華さは一流ですが、
内張を外すと軽自動車も高級車もミニバンもすべて一緒です。
バブルの時のセルシオやシーマなどはとても頑丈に出来ていた印象があります。
車が豪華な作りだったおかげで燃費がリッター3キロくらいでした(笑)
今の車はかなり軽量化した作りになっていますね!
制振材を貼り、鉄板の薄い部分を補強します。
共振を抑えることで引き締まった音質になります。
続いて制振材の上から吸音、遮音に特化した素材を重ね張りします。
車外からのロードノイズの侵入を防いだり、自身が聴く音楽の音漏れも軽減できます。
今回はせかっくデッドニング施工するという事で、
予定にはありませんでしたがフォーカルES165KX2スピーカーで音質をグレードアップしました。
フォーカルスピーカーの特徴はしなやかな音楽性を豊かに表現します。
女性ボーカルの美しさや、高域の音の伸び、透明感など最高です♪
ルーフ(天井)部分も同じように制振材を貼ってから、吸音、遮音、断熱シートを重ねて貼ります。
ドア内部と違うのは、断熱効果も高まる素材という事です。
これによりルーフ分から伝わってくる熱を大幅にカットしますので、
夏場など車内の気温上昇がまったく違います。快適ですよ!!
ラッゲージルームの施工は主に自車のタイヤの走行ノイズの侵入を防ぐことが出来ます。
フロアも同じくロードノイズの侵入を防ぐのに効果的です。写真でもわかる通り、
メーカーも少しだけ鉄板を補強していますね。
あくまでも鉄板の剛性を上げるためだけで、吸音、遮音効果は全くありません。
エンジンフードもデッドニング施工します。
機械で実際に測ってみたらエンジンノイズが、3デシベル下がりました。効果ありますね!
いかがでしたでしょうか?
お悩みの方にはぜひ一度体験していただきたいです(^^♪
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