IIC洗車技能検定を行いました

IIC洗車技能検定を行いました

2023年10月6日(金)に、2名の社員がIIC洗車技能検定に挑みました。
受験者2名は日頃からお客様のお車を洗車させて頂き、現場の責任者が仕上がりの確認を行っております。
今回はIIC品質の洗車技術を1人で全て正しく行うことができるか、店長・工場長を含め現場の責任者が審査員となり、仕上りだけでなく工程なども含めた細部までしっかりと確認する検定を行いました。

洗車技能検定の様子

1人ずつ異なる車(IICの代車)を使用し、順番に洗車技能検定を行いました。
検定試験項目は細部にわたりたくさんありますが、ほんの一部をご紹介します。

【高圧洗浄機の使い方】

高圧洗浄機は高圧で汚れを落とすことができる便利な道具ではありますが、使用方法を誤ると車のパーツを破損させる恐れがあります。
高圧洗浄機を正しく使用し、大切なお車を傷つけずにしっかりと汚れを落とすことができるかを確認します。

【ホイールの洗浄の仕方】

ホイールは砂や石などが付着しているため、むやみに擦るとホイールに傷を付けてしまいます。
専用ブラシなどを使用しながら、傷を付けずに奥までしっかりと洗浄することができるかを確認します。

【ボディ全体の洗い方】

ボディやウィンドウにも砂などが付着しているため、強く擦ってしまうと傷が付いてしまいます。
高圧洗浄機を使用しての予洗いの仕方、シャンプーの噴霧仕方や泡立て方、スポンジの使い方、洗う順番、パネル間の洗い方など、様々なことに気を配りながら汚れをしっかりと落とすことができるかを確認します。

【ブロアの使い方】

水滴を飛ばす際にブロアは有効ですが、使用方法を誤るとパーツを破損させてしまう恐れがあります。
大切なお車を傷つけずにボディに水滴を残さないよう、正しくブロアを使用することができるかを確認します。

【ボディの拭き上げ方】

水滴が残っているとシミの原因となってしまいます。
パネルやドアのすき間なども含め、水滴を残さないように拭き上げることができるかを確認します。
ドアミラーの開閉時に水滴が垂れ落ちるなど、IIC品質の洗車ではあってはならないことです！

多くの先輩方の目で隅々まで確認されるため、受験者はとても緊張していましたが、しっかりと洗車を行うことができました。

洗車技能検定の審査

店長・工場長を含め現場の責任者が審査員となり、工程ごとの所作や仕上がりなどの様々な確認項目に基づいて審査し、合否を決定します。

汚れが落ちているか、目視だけでなく触ってしっかり確認します。

審査結果やアドバイスなどを審査員全員で話し合い、最終的な合否を慎重に決定します。
結果はいかに・・・

これからはIIC品質の洗車を維持しながらも、今以上に効率よく洗車していくことや、次のステップとして研磨やコーティングの施工技術、お車ごとの状態に合わせた最適なメンテナンス技術などを磨いていくことができるよう、指導者も含めて全員で精進していく所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。