セラミックコーティングで飛び石対策ができない理由と対策方法を解説

近年話題になっているセラミックコーティングは飛び石対策に有効なのか疑問に思う方も多いかと思います。

結論から申し上げますと、セラミックコーティングでは飛び石の影響を防ぐことは出来ません。

自己修復機能を備えたセラミックコーティングなどもありますが、浅い傷の場合は熱で修復することが可能ですが、飛び石のような深い傷は修復しません。

この記事では、セラミックコーティングで飛び石対策ができない理由、飛び石におすすめな対策などを解説していきます。

セラミックコーティングを飛び石を防ぐ目的で施工しないほうがいい理由

スクラッチ傷と飛び石傷の比較画像

冒頭にも記載した通り、セラミックコーティングでは飛び石の影響を防ぐことは出来ません。セラミックコーティングで対策することができるのは、洗車傷（スクラッチ傷）などの浅い傷となります。飛び石の場合、爪が引っ掛かるような深い傷になってしまうことがほとんどですので、セラミックコーティングで対策はできません。セラミックコーティングは浅い傷に対しての耐擦り効果、防汚効果、光沢感の向上などのメリットがあり、美観を保ちたい方におすすめですが、飛び石対策は出来ません。

セラミックコーティング施工後に飛び石が当たった際の対処方法

セラミックコーティング施工後に飛び石が当たった際の対処法は板金塗装かタッチアップとなります。下記で詳しく解説していきます。

板金塗装

岡野自動車公式サイトから引用

板金塗装とは板金・塗装の2工程の修理方法で、引っ張ったり叩いたりすることで凹みをなくし、綺麗に修復する作業です。ディーラーや自動車整備工場、板金塗装工場、カー用品店で依頼が可能です。特に自動車整備工場、板金塗装工場はプロが施工するため、仕上がりが綺麗になります。依頼する店舗や施工箇所、状態によって価格に変動がありますので仕上がりや値段に納得してから施工を依頼できるよう、口コミなどを調べておくと安心です。飛び石の影響を受けやすいバンパーやボンネットの費用相場は￥30000～￥50000程度と言われています。

タッチアップ

タッチアップ後の塗装面

タッチアップとは部分的に修正塗りをすることです。傷が浅い場合はタッチアップでの対処も可能で、カー用品店で入手することが出来、気軽にDIYで施工することが出来る点もメリットです。その反面、板金塗装よりも仕上がりが不自然になる可能性が高く、美観にこだわる方にはおすすめできません。気軽に施工することが出来て、費用をなるべく抑えたい方には最適です。

SOFT99 ペイントタッチアップペンは塗りやすいペンタイプでとなり、使用方法自体も簡単なためおすすめです。傷を目立たなくするだけではなく、錆防止効果も期待できる商品です。色味や購入場所によって多少の価格変動がありますが、500円前後で購入することが可能です。

飛び石を防ぐ目的なら専門店でのプロテクションフィルムがおすすめ

飛び石を防ぎたい方にはプロテクションフィルムがおすすめです。プロテクションフィルムは透明な特殊フィルムで塗装面を覆うことで飛び石やキズから車を保護することが出来ます。飛び石やキズはプロテクションフィルムが吸収し、塗装面を強固に守ることが可能です。塗装面の美観を保つコーティングよりも汚れや傷、飛び石から塗装面を保護する特殊フィルムとなります。下記では弊社おすすめのXPELプロテクションフィルムの特徴を解説していきます。