車のコーティングって何を選べばよいのか迷いますよね。
車のコーティングは種類が沢山あり、水弾きも商品によって異なります。また、自分のライフスタイルに応じてコーティングを選ぶ必要性もあります。
誤ったコーティングを選んでしまうことで思ったような効果が得られなかったり、コーティングがすぐに駄目になってしまったりします。
今回の記事では、コーティングプロショップのIICがコーティングの選び方を徹底解説していきますのでコーティング選ぶの参考にして下さい。
目次
車のコーティングの選び方
直接プロにコーティングのおすすめを聞いてみる
ライフスタイルに応じて選ぶ
車のボディカラーに応じて選ぶ
まずは車のコーティングは種類から選ぶ
油脂系コーティングを選ぶポイント
樹脂コーティングを選ぶポイント
ガラス系コーティングを選ぶポイント
ガラスコーティングを選ぶポイント
セラミックコーティングを選ぶポイント
自分にあったコーティングの水弾きを選ぶ
駐車環境と洗車の頻度でコーティングを選ぶ
親水タイプのコーティングを選ぶ
撥水タイプのコーティングを選ぶ
疎水タイプのコーティングを選ぶ
コーティングを選ぶならこの3つが絶対におすすめ
コーティングを選ぶならファインラボコーティング
コーティングを選ぶならセラミックプロ9H
コーティングを選ぶならクォーツガラスコーティング
車のコーティングの選び方
車のコーティング選びを行い際のポイントは直接プロに聞く方法とライフスタイルに応じて選ぶ方法、車のボディカラーに応じて選ぶ方法があります。
この章ではそれぞれ詳しい内容をお伝えしていきます。
直接プロにコーティングのおすすめを聞いてみる
車のコーティングを選ぶ際に手っ取り早い方法はプロに直接聞く事です。
車のコーティングは車を所有するオーナー様の駐車環境や洗車の頻度、ボディカラーによって最適なコーティングは異なります。
そのため、プロにヒアリングをしてもらいながら最適なコーティングを選ぶのが最も手っ取り早い方法です。
ライフスタイルに応じて選ぶ
ライフスタイルに応じて選ぶというのは、駐車環境や洗車の頻度、求める効果に応じてコーティングを選んでいきます。
例えば、10年間車を所有する方と2年しか所有しない方ではコーティングにかける予算も変わってきます。
車の所有年数別おすすめコーティングの種類
3年以上所有する方:ガラスコーティング
3年未満所有する方:ガラス系コーティングorポリマーコーティング
ガラスコーティングとはコーティング専門店で取り扱っているコーティングですので3年以上所有する方はガラスコーティング専門店へ依頼するようにしましょう。
一方、3年未満の方はカーディーラーや量販店コーティングでも十分です。
車のボディカラーに応じて選ぶ
コーティングは車のボディカラーに応じて選ぶ必要があります。なぜなら、濃色車(黒系)のボディは細かい傷が付着しやすいため出来るだけ硬いコーティングを掛ける必要があります。また、淡色車(シルバー)などの傷が目立たない車は硬いコーティングをしなくてもよいのです。
ボディカラーによって選ぶコーティングが異なることをポイントとして抑えておきましょう!
まずは車のコーティングは種類から選ぶ
車のコーティングは種類によって得られる効果や特徴、費用が異なります。
自分に適したコーティングを選ぶ上で最も重要なのが種類を決めることです。この章では種類別の効果や費用相場についてお伝えさせていただきます。
コーティングの種類別効果と費用相場
コーティング種類による効果と価格 | 価格 | 持続性 | 光沢 | 硬さ (傷の入りづらさ) |
汚れづらさ 汚れ落ち |
耐紫外線性 色あせなどの劣化防止機能 |
耐熱温度 | 耐薬品性 |
油脂系(ワックス) | 1,000円~ 2,000円 |
1.2週間 | 〇 | × | × | × | × | × |
樹脂系 ポリマーコーティング |
5,000円~20,000円 | 2.3ヵ月 | △ | × | △ | △ | × | × |
樹脂系&ガラス繊維系 ガラス系コーティング |
20,000円~50,000円 | 6ヵ月 | △ | △ | 〇 | 〇 | △ | × |
ガラスコーティング | 50,000円~100,000円 | 3~5年 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
セラミックコーティング | 150,000円~300,000円 | 5~7年 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
上記図のように施工するコーティングの種類で得られる効果や価格相場は異なります。
1項目ごとに詳しく解説していきます。
油脂系コーティングを選ぶポイント
油脂系コーティングを選ぶなら価格重視で考えている方です。油脂系コーティングのメリットは自分でも気軽に施工できるため施工費用がワックス代程度です。そのため、ワックスを選ぶ方は価格を安く抑えて、自分でマメに施工できる人にしましょう!
自分でワックスを施工するとなると最低でも洗車する時間を含めて3時間はかかってしまいます。それを毎週行うのが嫌な方が次の樹脂コーティングを選びましょう!
樹脂コーティングを選ぶポイント
樹脂コーティングを選ぶなら価格を少しでも抑えて、自分で施工するのではなくショップに依頼したい人です。樹脂コーティング(ポリマー)は持続性が1年前後となるためワックスのように手間をかける時間が軽減されます。また、量販店やガソリンスタンドでも施工することが容易なため気軽にコーティングしたい方向けでしょう。
1年に一度ショップで手軽にコーティングをしたい方は樹脂コーティングを選ぶようにしましょう!
ガラス系コーティングを選ぶポイント
ガラス系コーティングの価格は油脂や樹脂に比べ高額になりますが、持続性は約2年前後となるため、車を2年以内に買い替える予定がある方におすすめのコーティングです。
ガラス系が施工できるところはカーディーラーや量販店でも施工できるため樹脂同様、気軽にコーティング施工が楽しめます。
2年以内に車を買い替える予定があり気軽にコーティングしたい方はガラス系コーティングを選ぶようにしましょう!
ガラスコーティングを選ぶポイント
ガラスコーティングは他のコーティングと比べ施工費用は高額となります。しかし、持続性はもちろん、効果の面でも他のコーティングに比べ高く、新車のような輝きを長期間持続させることが可能なのがガラスコーティングです。ガラスコーティングの中には傷が付きづらいコーティングは光沢(輝き)に優れたコーティングもあります。
汚れ落ちが抜群で車を長く大切に所有していきたいと考えている方はガラスコーティングを選ぶようにしましょう!
セラミックコーティングを選ぶポイント
セラミックコーティングを選ぶなら、何と言っても持続性が高く、硬度や耐紫外線性、耐熱性、傷のつきづらさ、シミの付きづらさなどの高い効果を期待する方にお勧めです。
セラミックコーティングは現在販売されている車のコーティングの中で最も性能に優れた種類です。特に高級車やスポーツカーなど車が好きな方や車をステータスとして認識されているオーナー様に最適なコーティングです。
どの製品の中でも最も効果の優れた商品を期待するならセラミックコーティングを選ぶようにしましょう!
以上、コーティングの種類別の選び方のポイントでした。車のコーティングの種類についてもっと詳しく知りたい方はこちらのページをご覧下さい。
車のコーティングの種類が決まった所で次に選ばなければならないのはコーティングによる水弾きです。詳しく解説していきます。
自分にあったコーティングの水弾きを選ぶ
車のコーティングを選ぶ際のポイントの2つ目は水弾きを選ぶ事です。
上記の画像のように水弾きには大きく分けて3種類存在します。これは、塗装面に付着した水滴と塗装面の接触角度を表したものです。
親水タイプのコーティングは塗装面に水滴が馴染みやすく、撥水タイプはコロコロと水玉が転がるコーティングです。これらのコーティングを選ぶ際に必要なことは駐車環境と洗車の頻度が需要になってきますので詳しく解説していきます。
駐車環境と洗車の頻度でコーティングを選ぶ
駐車環境やボディカラー、洗車の頻度によって車のコーティング選びは変わってきます。
青空駐車の濃色車の車はシミ汚れが付着しやすくなります。そのため、シミが付着しづらいと言われる親水タイプのコーティングを選んだ方が、数年後のボディは綺麗な状態を維持できます。
下記の画像を参考に車のコーティングを選ぶことが数年後の愛車を綺麗に維持させることが可能となりますので参考にして下さい。
上記画像のように水弾きを選ぶ際のポイントはボディカラー、駐車環境、洗車の頻度の3項目でコーティングを選びましょう!
次はその理由を詳しく解説していきます。
親水タイプのコーティングを選ぶ
親水コーティングは各種水弾きの中で最もシミ汚れが付着しづらいコーティングとなります。
上記画像は塗装面に水滴が付着して乾いた状態のシミ汚れです。親水タイプはこのようなシミ汚れ(イオンデポジットやウォータースポット)が一番付着しづらいため、濃色車や青空駐車の車に最適なコーティングとなります。
親水タイプは青空駐車の車やボディカラーが濃色車だったり、洗車をあまりしない車は親水タイプを選ぶようにしましょう!
撥水タイプのコーティングを選ぶ
撥水のコーティングは水玉がコロコロ弾くため、シミ汚れが付着しやすくなります。しかし、親水コーティングに比べ洗車時の汚れ落ちが非常によくなります。また、光沢(輝き)も親水に比べ高いので、マメに洗車する方や新車以上の輝きを求めている方は撥水タイプを選ぶようにしましょう!
疎水タイプのコーティングを選ぶ
疎水タイプのコーティングは水玉は撥水のように弾く効果を備えながらシミが付着しづらい商品となります。また、汚れ落ちは撥水同様の効果を得ることが出来、光沢も撥水のように向上します。汚れ落ちや光沢を重視する方でシミ汚れも付着させづらくしたい方は疎水タイプを選ぶようにしましょう!
以上が水弾きによるコーティングの選ぶ方でした。
水弾きを選ぶポイントと効果<
コーティング種類による効果 | メリット | デメリット |
撥水タイプ | ・水を弾くため洗車時の汚れ落ちが良い ・水を弾くため雨天走行や洗車時にコーティングがかかっている実感が湧きやすい |
・水滴がレンズ効果の役割を果たしシミ(イオンデポジットやウォータースポット)が付着しやすい |
疎水タイプ(滑水) | ・撥水と親水の良い点を兼ね備えたコーティング | ・親水コーティングに比べるとシミが付着しやすい |
親水タイプ | ・水滴がレンズ効果の役割を果たしづらくシミがつきづらい ・セルフクリーニング効果に優れまとまった雨が降ることで汚れが落ちやすい |
・水滴が馴染みやすいため汚れも馴染む性質があるため洗車時の汚れ落ちは撥水に比べると悪い |
では、ここまではコーティングの選ぶ方について詳しく解説してきました。それでもどれに使用か迷っている!そんな方のためにコーティングプロショップのIICがおすすめするコーティングを3つご紹介させていただきます。
コーティングを選ぶならこの3つが絶対におすすめ
車のコーティングを選ぶ中で検討して頂きたい商品3つをご紹介させていただきます。
コーティングを選ぶならファインラボコーティング
ファインラボコーティングはコーティング史上最も効果が高い製品です。その理由は塗装面に付着した微細な小傷が熱で消えるという自己修復性のコーティングとなります。
傷の復元機能はファインラボコーティングのみで、塗装面に付着した微細な小傷の70%が自己修復するから驚きです。
上記画像は塗装面に傷が付着した状態でドライヤを使用し塗装面の温度を50℃まで温めたことで傷が消えた実証画像となります。
傷が消える特殊コーティングの効果を動画で見る
ファインラボヒールプラス施工料金
コーティングを選ぶならセラミックプロ9H
セラミックプロ9Hは多重層コーティングで被膜を最大10層まで塗り重ねが可能な製品です。
コーティング被膜を重ねるごとに光沢や硬度が増し、塗装面に傷が入りづらい製品となります。
光沢 | 膜厚 | 硬さ | |
従来のコーティング | × | 0.3μ | × |
1層コート | △ | 2μ | △ |
2層コート | 〇 | 4μ | 〇 |
4層コート | ◎ | 8μ | ◎ |
10層コート | ◎◎ | 20μ | ◎◎ |
※上記、コーティングの光沢や硬度は10層コーティングを基準としたものとなります。また、10層コートを施工しても全く傷が入らない訳ではありません。
CeramicPro9H10層コートの耐擦り性能
※全て税込価格です。
コーティングを選ぶならクォーツガラスコーティング
クォーツガラスコーティングは吹付でコーティングを施すタイプのコーティングとなります。
水弾きは親水タイプのため、青空駐車の車や濃色車のボディにおすすめの製品です。
イオンデポジットやウォータースポットが付着しづらいコーティングを選ぶならクォーツガラスコーティングがおすすめです。
以上がコーティングを選ぶ際のおすすめ商品トップ3でした。
まとめ
車のコーティングを選ぶ際には、まずは、コーティングの種類を明確にすることです。コーティングの種類によって価格や効果が異なるため予算や求める性能に応じてコーティングの種類を決めましょう!
その後、水弾きを選びます。水弾きを選ぶ際のポイントは駐車環境や洗車の頻度、ボディカラーに応じて最適なコーティングの水弾きを選ぶことで、長期間新車のような状態をキープさせることが可能となります。
この記事を読んだ方が愛車に最適なコーティングを選び、新車のような状態を長期間持続することが出来れば幸いです。
著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。