千葉県船橋市よりボルボXC60にカーコーティングを施工致しました。充分な研磨作業をした後のガラスコーティングG.Guard

東京都・千葉県カーコーティング専門店のカービューティーアイアイシーです。
千葉県船橋市よりお越しのO様のお車。ボルボXC60にカーコーティング施工致しました。

ボルボ公式メーカーサイトより引用

施工内容

G.Guard　3層/ ミドルフィニッシュ

ボルボXC60にカーコーティング前の研磨・磨き作業

お車の研磨・磨き作業は、塗装の傷や汚れを取り除く下地作りであり、この作業によってコーティング施工を完了した際の仕上がりが決まります。高い価値を提供する為には感動させる仕上がりを目指し、かつ再施工のしやすさもポイントになってきます。

研磨・磨き作業のポイント①塗装硬度

研磨・磨き作業の難易度と塗装の状態は大きく関わります。下地作りをする為に重要な問題は、施工する車の塗装表面が柔らかいか、硬いかという事にあり、研磨・磨きに携わる方からすると、世の中には1台として塗装の状態が全く同じ車はございません。硬い塗装であれば傷は中々取れず、柔らかい塗装であれば傷は取れても仕上がり難いと言う難しさがあります。

研磨・磨き作業のポイント②ボディーの素材

自動車のボディーは【鉄板】から【アルミニウム】さらに【樹脂パーツ】を多用するようになっております。【鉄板】よりも熱伝導率のいい【アルミニウム】は鉄に比べると早く歪みます。ポリッシャーと言う名称の研磨・磨き作業専用ツールでお車の下地作りをする際には熱の掛け過ぎに注意して磨きます。見た目には分かり難い外装は研磨・磨き作業に入る前に磁石が付くかどうかをチェックする事で種別の判別が出来ます。付けば鉄で付かなければアルミか樹脂かと言う事が判断出来ます。しかし、素材が鉄だからといって油断は出来ず、昨今の自動車のボディー素材は【高張力鋼板】と言う、薄くて丈夫な鉄を採用している場合がある為、注意が必要です。素材の鉄板が薄ければ薄いほど歪みやすく、凹みやすく、戻り難いので、熱の掛けすぎ注意に加え、圧力の注意も加わります。

研磨・磨き作業のポイント③マット塗装は磨けない

マット塗装（艶消し）のお車も見た目に高級感があり、メンテナンスの難しさは依然として存在しつつもマットカラーをチョイスするオーナー様も多くいらっしゃいますが、意外と知られて居ないのがマット塗装の仕組みです。マットカラーの車両は、塗装表面に分子レベルの凹凸をつける事で、塗装に反射する光を乱反射させ、光沢・ツヤが発生しないように見せている仕組みとなっているので、ポリッシャーを当てて研磨・磨きをしてしまうと、塗装表面の凹凸が平滑になり、磨いた箇所に光沢・ツヤを発生させてしまいます。

マット塗装の参考記事➡マット塗装（艶消し）専用コーティング

中古車のカーコーティングも効果的

どれだけ大切にしているお車でも時間が経過する毎に光沢・ツヤは徐々に失われてゆきます。劣化した塗装にコーティングを行うことで新車のような光沢・ツヤを復元させる事も可能となります。長い期間使用したご自身の愛車や中古で購入したお車の多くは、塗装面に擦り傷・タオル傷が付いてしまっていたり、イオンデポジット（雨染み・水シミ）と言われるシミが付着しているケース。また、中古車販売店で車を購入すると納車前に磨き作業を行う事があり、この磨き作業で塗装面にバフ目と言われる磨き傷がついている事もございます。カーコーティングをする際には上記の傷やイオンデポジットを下地処理として研磨・磨き作業でキレイにする工程が含まれるので中古車のカーコーティングも効果的だと言えます。

中古車でも奇麗な場合

塗装が奇麗な状態でも、コーティングをしていないとイオンデポジット（雨染み・水シミ）が付着して取れなくなってしまったり、花粉や黄砂、鉄粉、虫の死骸等、車を運転する以上は外的要因とした汚れが付着するリスクに加え、紫外線による塗装の色褪せ、剥離リスクもございますので、奇麗な状態の中古車であってもコーティングは必要だと言えます。また、中古車を購入した際にも注意が必要で、中古車販売店側で販売する中古車の塗装に光沢・ツヤを維持する為のカーワックスを施しているケースがあり、カーワックスの成分には油が含まれる為、排気ガス等の油膜汚れが馴染みやすく、塗装に載せたカーワックスの上から汚れていきます。このカーワックスを除去するという点でもカーコーティング施工は有効になってきます。

中古車販売店とカーコーティング専門店

中古車販売店でもお車の納車時にコーティングをお勧めされる機会もあるかと存じます。しかし、中古販売店の使用するコーティング剤はDIY製品等を含む施工しやすい商品を取り扱っているのが一般的で、コーティングに含まれる成分濃度も薄い為、効能、効果性はコーティング専門店に比べると低く、比例してコーティングの持続性・寿命も短くなります。

カーコーティング後に遠赤外線による強制乾燥

車のコーティング後に施工する遠赤外線乾燥とは、コーティング被膜を強制的に熱で温め硬化させていく作業です。遠赤外線は塗装面の内側から温めてコーティングを硬化させるため、気温に左右されずに１年間安定してコーティング被膜を硬化させることが可能となります。

遠赤外線による強制乾燥の利点・メリット①

光沢・ツヤの向上が見込める。お車のコーティングを行う事で塗装の発色が向上します。ガラスコーティングはお車の塗装の上に硬い皮膜を形成し、もともと深みのある輝きを放つように見えるのが特徴ですが、遠赤外線による強制乾燥を施す事で実際にコーティングの光沢・ツヤが10％向上すると言うデータも出ております。

遠赤外線による強制乾燥の利点・メリット②

コーティング皮膜の強制乾燥が出来る。通常、車のガラスコーティングと言われるガラス質の被膜を形成する商品は、空気中の水分と温度と化学反応を起こしガラス被膜を形成していきます。その為、温度が低ければ硬化が遅くなり、その間に水滴や汚れが付着するとコーティング被膜が不良を起こし、イオンデポジット（雨染み・水シミ）が付着したり、寿命・持続性が短くなってしまいます。しかし、遠赤外線乾燥ブースでコーティング被膜を強制乾燥させる事で安定した仕上がりを実現します。

遠赤外線による強制乾燥の利点・メリット③

イオンデポジット（雨染み・水シミ）が付着し難くなる。コーティング皮膜が乾燥するまでにかかる時間は初期乾燥で７日かかり、完全硬化1ヶ月程度の期間を要します。完全硬化までの期間に酸性雨や水道水、結露等の水気が触れる事でイオンデポジット（雨染み・水シミ）が付着しやすくなりますが、遠赤外線で強制乾燥を行う事によって完全硬化が早まり、水気にふれてもイオンデポジット（雨染み・水シミ）の付着を軽減する事が出来ます。

遠赤外線による強制乾燥の利点・メリット④

コーティング皮膜の硬度が増し細かい傷が付き安くなる。車のガラスコーティングは自然乾燥と遠赤外線乾燥とでは、同じコーティングを施工してもコーティング皮膜の硬度は変わってきます。車のコーティングだけではなく、車の塗装も熱でしっかり乾燥させた塗装とそうでない塗装としでは、塗装自体の硬さも変ってきます。皮膜が硬くなればその分塗装面に細かい傷が付着し難くなり、耐擦り性能も向上します。

ガラスコーティング【焼き付け乾燥】赤外線