高性能なフロントスピーカーは周波数特性が40HZ~30KHZをカバーします。しかしながら、人間の可聴帯域である40HZ以下の超低音域まで再生することは困難です。
サブウーファーはその低音域の再生に適しており、フロントスピーカーの弱い部分をしっかりと補いバランスの良い音を響かせることができます。
昔は荷台が埋まってしまうくらい大きなBOXのウーファーが主流で、荷台がかなり占有されてしまいました。
現在では横約40センチ、高さ約8センチと座席下に取り付け出来るほど薄型でコンパクトなものが多く気軽に設置できるのも特徴です。
バッテリーから電源確保
座席下への設置
小さくても驚きの音圧を表現します。ウーファーのヒューズが15Aなのでバッテリーから電源線を一本引き、電源を確保することで安定した再生を可能とします。
トランクスペースに取り付けても車内に響くくらい重低音が響きますし、座席下ですとさらに重低音を体感できます。
KICKER HIDEAWAY
キッカーサブウーファーのコントローラー
キッカーは1973年、アメリカで生まれたスピカーブランドです。最大の特徴は、メリハリの効いた図太いサウンドで、音圧メーカーとして認識されていますが、音質も負けずとすばらしいのが特徴です。
中でもキッカーのチューンナップウーファーは小型ながらもかなりの音圧と質の高い重低音が追加できるため、オススメの製品です。
スピーカー単体で販売されているサブウーファーは、外部アンプの設置とエンクロージャーと呼ばれる箱に入れて使用ます。
サブウーファーのスピーカー口径は小さいもので16.5cm(6.5インチ)、大きいものだと38cm(15インチ)と様々なものがあります。
口径が大きいほど、より低い音が再生できるようになりますが、その分ラゲッジスペースなどを犠牲にしたり、出力の高い外部アンプを必要とします。
ロックフォード サブウーファー
カロッェリア専用エンクロージャー
アンプは、再生出力をスピーカーが駆動するのに十分なレベルまで増幅させる役割を担います。
純正デッキにもアンプの機能は搭載されていますが、この増幅させるパワーは純正デッキ内蔵アンプですと5~10w程度しかありません。これではクリアな良い音を再現することができません。
外部アンプですと40Wや100Wというレベルから250W、1000W、さらには6000Wというものすごい出力を持つものまであります。
質の良い外部アンプを使用すれば、低音をダイナミックに鳴らすだけでなく、ビシッと止めることもでき、メリハリの効いたクリアなサウンドを表現できます。
デッドニングはスピーカーの音質を最大限引き出すための作業で、主に防振効果・吸音効果・拡散効果となります。
内張りの中のドアやフロア・天井などのは隙間だらけの状態ですが、鉄板部のインナーに貼り込むことで極めて静寂な車内環境を演出します。
高額な(ハイエンド)スピーカーを付けても、デッドニングに次第で音質に影響がでます。スピーカーの機能を最大限引き出すためにも重要な作業です。
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