
1章 新車のコーティングが必要か否か
新車のコーティングは愛車を綺麗に保つためには絶対に必要な作業です。新車にコーティングをしておくことで、経年劣化を抑え、長期間新車のような状態を実現させることが可能となります。しかし、すべての方にコーティングが必要という訳ではありません。まずは、新車のコーティングが必要か否かを解説していきます。
洗車の有無 | 車の美観車の美観 | |
新車のコーティングが必要なケース | 洗車する(月1回以上) | 車の美観を保ちたい |
新車のコーティングが必要じゃないケース | 洗車しない(2ヶ月に一度以上) | 車の美観は求めない |
上記のようにコーティングが必要か否かは洗車をするかどうか。車の美観を求めるかどうかで変わってきますのでちょっと見てみましょう。
新車のコーティングが必要なケース
新車のコーティングが必要なケースとして、コーティング施工後に洗車をする方は必要と言えます。新車にコーティングをしておくことで、塗装面に付着した汚れが落ちやすくなりお手入れ(洗車)が楽になります。また、コーティングをしておくことで、光沢や輝いが増し新車以上の光沢を実現するため、車の美観を求める方にはコーティングは必要と言えます。
新車のコーティングが必要じゃないケース
新車のコーティングが必要じゃないケースは、車のコーティングを施工後、殆ど洗車をしない方はコーティングが必要じゃないと言えます。何故ならば、車のコーティングを施工した後でも汚れや付着します。その汚れが付着したまま洗車をせずに長期間(1ヶ月以上)放置していると汚れがコーティング被膜に固着して取れなくなったり、イオンデポジットやウォータースポット(水シミ)が付着してしまい洗車では取れなくなってしまいます。そうなるともう一度コーティングをしなければ綺麗にならないため洗車をしない方はコーティングは必要ないでしょう。また、愛車に美観を求めない方もコーティングは必要ありません。 ここまでが新車のコーティングが必要なケースとそうでないケースについて見てきました。2章では、新車時にコーティングをしないと劣化が進行してしまう事例について見ていきましょう。
参考記事:ガラスコーティングしない方がいいって本当?理由を解説
コーティングの基本知識
新車にコーティングを施工する上で、コーティングの基本知識について理解しておくことが重要となります。
コーティングの効果とは
コーティングは、車のボディに保護膜を形成することで塗装面を様々な外的要因から守る施工です。主な効果としては、汚れや水垢の付着を防ぎ、美しい艶と光沢を長期間維持できることが挙げられます。特に撥水性や防汚性が向上するため、雨や泥汚れがつきにくく、洗車が簡単になります。
また、紫外線や酸性雨による塗装の劣化を防ぎ、色あせや光沢の低下を抑制する効果もあります。コーティングを施工することで、新車のような美しい状態を長く保ち、リセールバリューの維持にも効果的です。
参考記事:車コーティング4つの効果と長持ちさせる2つの方法をプロが徹底解説
コーティングとワックスの違い
コーティングとワックスはどちらも車の美観を保つために行われる施工ですが、耐久性や保護効果、手入れの手間が異なります。
【コーティング】 ガラス系やセラミック系などの特殊な液剤を塗布し、ボディ表面に硬い保護層を形成。耐久性が高く数ヶ月から数年にわたり効果を持続し、撥水性や防汚性に優れている。特に紫外線や酸性雨からの保護にも効果的。【ワックス】 天然や合成の成分を使用して塗装面を覆い、光沢を与えつつ簡易的な保護の役割。光沢感が強調される反面、耐久性は短く数週間程度しか持続しないため、こまめな再施工が必要。 |
2章 新車時にコーティングしないと劣化が進行する
新車時にコーティングをしない場合、下記のような劣化が進行します。 ・塗装面に細かい傷が付着しやすくなる
・紫外線劣化による色あせが発生する
・紫外線劣化で塗装が剥離する 各項目ごとに解説していきます。
塗装面に細かい傷が付着しやすくなる
上記画像は、3年間コーティングを未施工で使用していた車の塗装となり、塗装面に細かいスクラッチ傷(小傷)が付着し塗装面の光沢が低下しているのが確認できます。
新車時にコーティングをかけていないと、塗装面に付着する砂利や鉄粉などを起因として、塗装面に細かい傷が付着しやすくなり、傷ついた塗装面は車のくすみとして映ります。
紫外線劣化による色あせが発生する
紫外線に車が照らされ続けることで、紫外線ダメージが塗装面に蓄積し、変色や色あせを発生させてしまいます。上記画像の右側はもともとの塗装(色)ですが、左側は白濁しているのがお分かりでしょうか? このようにコーティングを施工しないことで色あせが発生し再塗装が必要になるケースもあります。
紫外線劣化で塗装が剥離する
車の塗装はまず最初に色つき塗料を塗布します。その後、クリア塗装(透明の塗装)を塗装面に施工し、ベースの塗料が劣化しないように保護被膜として塗装が形成されています。しかし、新車でコーティングをせずに放置していると、紫外線を起因として塗装面のクリア塗装が剥がれてしまう可能性が向上します。
3章 新車にコーティングをすることで得られるメリット3つ
3章では、新車にコーティングをすることで得られるメリットについて3つ解説していきます。
新車のような状態をキープすることで売却時の査定額が上がる
1つ目のメリットは、新車時にコーティングをしておくことで新車のような状態を長くキープすることが出来るため、売却時の査定額が向上します。コーティングにかかる費用相場は約5~15万となりますが、この金額以上に、査定額が向上するケースも多いのがメリットと言えるでしょう。
新車以上に塗装面の深みが増す
汚れ落ちがよくなり洗車が楽になる
3つ目のメリットは洗車時の汚れ落ちが良くなり洗車が楽になることです。塗装面が汚れが状態で雨が降ることで、汚れが流れ落ちやすいため、雨が上がると比較的汚れも流れ落ちてくれているので洗車の頻度を減らすことも可能となります。また、自分で洗車をする際には、塗装面に汚れが固着しにくくなり、水や汚れを弾くため洗車が格段に楽になります。 参考記事:ガラスコーティング8つのメリットと5つのデメリットを専門家が解説
4章 専門店の新車コーティングとディーラーの決定的な違い
①新車時のコーティング種類が専門店の方が豊富

②コーティング施工後の焼き付け乾燥の有無
③ディーラーと専門店コーティングの費用の違い
新車でコーティングを行う場合の費用相場についてお伝えさせていただきます。 新車でコーティングを施工する際に、カーディーラー、専門店、カー用品店等、どこで施工するかで金額は変わってきます。今回は費用相場でお伝えしますので参考にして下さい。
コーティング専門店の価格
商品名 | S (ヴィッツなど) |
M (インサイトなど) |
L (エクストレイルなど) |
LL (アルファードなど) |
セラミックコーティング | 126.000円 | 134,000円 | 144,000円 | 164,000円 |
ガラスコーティング | 89,000円 | 98,000円 | 108,000円 | 128,000円 |
商品名 | 軽自動車 | アクア ポルテ |
プリウス シエンタ |
プリウスα C-HR |
クラウン エスティマ |
ランクル センチュリー |
センチェリオンコート (ガラスコーティング) |
118,800円 | 129.600円 | 135,000円 | 135,000円 | 140,400円 | 151,200円 |
グラスシーラント (ガラス系コーティング) |
51,840円 | 56,160円 | 64,800円 | 64,800円 | 70,200円 | 74,520円 |
軽自動車 | 普通車 | 1BOX・RV | |
ガラスコーティング | 54,000円 | 70,200円 | 97,200円 |
ポリマーコーティング | 27,000円 | 37,800円 | 54,000円 |
5章 新車時に行うコーティングのベストなタイミング
6章 新車のコーティング施工後はメンテナンスが必要
表面の汚れ落としを行うメンテナンス
表面の汚れ落としを行うメンテナンスとは、コーティング施工後にコーティング被膜に固着してしまった汚れを取り除くメンテナンスです。汚れを取り除かないまま放置しているとコーティング被膜にダメージを与えてしまうため、コーティングを施工した時に付属されているメンテナンス剤でお手入れしてあげましょう。 通販商品:おすすめコーティングメンテナンス剤
コーティング施工後に犠牲被膜を塗布するメンテナンス
新車コーティングの施工後に気をつけること
新車にコーティングを施工した後に気をつける点について解説します。
洗車機での洗車は控える
新車にカーコーティングを施工した後は、洗車機での洗車はできるだけ控えましょう。 特にブラシタイプの洗車機は、硬いブラシや回転によってコーティング被膜に微細な傷をつけたり、保護効果を低下させたりする原因になります。コーティング直後は被膜が完全に硬化するまでに時間がかかることがあり、この期間に洗車機を使うと被膜がダメージを受けやすくなります。仮に洗車機を使用する場合でも、ノンブラシタイプや高圧洗浄のみの洗車機を選ぶことが望ましいです。
新車にコーティングを施工した場合、最適なのは手洗い洗車です。柔らかいマイクロファイバークロスや中性洗剤を使用することで、コーティングの光沢や撥水効果を長く維持できます。愛車を美しく保つためにも、洗車方法に注意しましょう。
関連記事↓
コーティングした車に洗車機は絶対NG!3つの理由と最適な洗車方法
洗車機はキズが付く?リスクと対策を徹底解説
コーティングの上からワックスをかけない
カーコーティング施工した新車に上からワックスをかけるのは避けましょう。 ワックスを重ねることでコーティング本来の効果を妨げたり、逆に表面を汚れやすくしたりする可能性があります。 もし艶出しやメンテナンスを行いたい場合は、コーティング専用のケア製品を使うのがベストです。 コーティングの効果を長持ちさせるためにも、ワックスは避けましょう。
関連記事:ガラスコーティング後にワックスは正しい?
洗車後はしっかりと拭き上げを行う
新車にカーコーティングを施工した後は、洗車後の拭き上げを丁寧に行うことが美観を保つポイントです。 コーティングによって撥水効果が高まるため、水滴がビーズ状になりやすいですが、そのまま放置すると水滴が蒸発してイオンデポジットやウォータースポット(シミ)になる原因になります。
特に直射日光の下での洗車は、水分が早く乾燥してシミが残りやすいため注意が必要です。柔らかいマイクロファイバークロスで優しく拭き取ることを心がけましょう。
しっかりと拭き上げを行うことで、コーティング本来の艶や光沢を維持し、長持ちさせることができます。愛車を美しく保つために、仕上げの拭き上げを忘れずに行いましょう。
関連記事:イオンデポジットとウォータースポットの原因と5つの対策を解説
定期的に再施工を行う
新車にカーコーティングを施工した後も、定期的に再施工を行うことで美しい状態を保ち続けることができます。 コーティングは優れた保護性能を持ちますが、時間の経過とともに紫外線や雨、洗車による摩耗で効果が薄れていくことがあります。
定期的な再施工を取り入れることで、愛車の美しい塗装を長く守り、輝きを保つことができます。 長期的に愛車を綺麗に保つためにも、適切なタイミングで再施工を行いましょう。
詳しくはガラスコーティングの再施工とは?最適なタイミング・料金・DIY方法を徹底解説!をご参照ください。
7章 新車のコーティングはボディ以外にも施工できる
ボディコーティング
車のコーティングで最も重要なことはガラスコーティングです。塗装面の劣化を防ぐためにもまずはガラスコーティングを行うようにしましょう!
窓ガラスコーティング
窓ガラスコーティングを行うことによりガラス面に付着した水滴がコロコロ弾くため、視界が良くなります。 また、油膜や雨染みなどの汚れを固着させにくくするため、雨天走行時の視界も良好となります。 窓ガラスコーティングの商品ページはこちら
ホイールコーティング
ホイールは車のパーツで最も汚れや熱による劣化を受けやすい箇所です。ホイールコーティングを行うことによって、ホイールに付着する泥汚れやブレーキダストなどの鉄粉が付着しても水洗いで簡単に落とせるようになるのも魅力の一つです。 ホイールコーティングの商品ページはこちら
ヘッドライトコーティング
ヘッドライトはポリカーボネートの素材で作られており、このポリカーボネートは紫外線による劣化が受けやすくなります。ヘッドライトが紫外線で劣化すると黄色く黄ばんでしまうため、新車時にコーティングをして黄ばみ防止を行う必要があります。
レザーシートコーティング
レザーシートコーティングって必要なの?と思う方も少なくないと思います。 しかし、レザーシートのコーティングは必要不可欠です。理由はレザーシートは乗り降りの際に劣化してしまい、亀裂や皺の原因となります。 コーティングをしておくことで摩耗を減らしレザー本来の質感を保つことが可能となります。 レザーシートコーティングの商品ページはこちら
プラスティックコーティング
車のプラスティックパーツは紫外線による劣化で白く色あせてしまいます。 黒本来の色合いを保つためにもコーティングは必要不可欠です。 プラスティックパーツにコーティングをしておくことで色あせを防ぎ、防汚性効果も発揮します。 プラスティックコーティングの商品ページはこちら
8章 新車コーティングで後悔しないためのポイント
新車にコーティングを施工する際、仕上がりや効果に満足できず後悔してしまうケースもあります。せっかくの新車を美しく保つために、コーティングの種類や施工店選び、メンテナンス方法をしっかりと確認することが大切です。 選び方を間違えると、期待していた撥水性や艶が得られなかったり、効果がすぐに薄れてしまうことも。
下記では、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。大切な愛車を最高の状態で保つために、ぜひ参考にしてください。
新車コーティングで「後悔した」というケース
新車コーティングを施工したにもかかわらず、「思ったような効果が得られなかった」「施工後すぐに劣化してしまった」といった後悔の声も少なくありません。
主な原因としては、コーティングの種類が求める効果や駐車環境に合っていなかったり、施工技術が不十分だったりすることが挙げられます。また、コーティング施工後の正しいお手入れ方法を知らずに効果を損なってしまうケースもあります。
特に、「安さだけで業者を選んでしまった」「手入れが簡単だと思っていたのに実際は違った」などの理由で後悔する方が多いようです。新車コーティングを成功させるためには、事前に正しい知識を持つことが重要です。
新車コーティングで後悔しないための注意点
新車コーティングを施工する際に後悔しないためには、事前の情報収集と施工後のケアをしっかり理解しておくことが重要です。よくある失敗として「効果が思ったほど続かない」「ムラや曇りができた」「施工後の手入れが想像以上に大変だった」といったケースが挙げられます。
まず、自分の車に合ったコーティング剤を選ぶことが大切です。 例えば、屋外駐車が多い場合は耐薬品性や耐紫外線効果に優れたガラスコーティングやセラミックコーティングがおすすめです。施工業者の技術力にも注意が必要で、安さだけで選ぶと適切な下地処理をせずに施工されることがあり、効果が十分に発揮されないことがあります。後悔しないためにも専門店での施工をおすすめします。
また、コーティング施工後の正しいお手入れ方法を理解しておくことも大切です。 洗車機を避けるべきか、水洗いで十分かなど、適切なお手入れ方法を事前に確認しておきましょう。
コーティングを長持ちさせ、美しい状態を維持するために、ポイントをしっかりと把握しておくことが大切です。
関連記事↓
ガラスコーティングでやりがちな失敗例と注意点を徹底解説
セラミックコーティングで後悔しない!失敗談から学ぶ成功の秘訣
9章 新車のコーティングでよく頂く質問
Q,新車時のコーティングで種類は何を選べばよいの?
A,車のコーティングは5種類ほど存在します。コーティングの種類で得られる効果や持続性、費用が異なります。その為、どんな効果を得たいのか?を確認しておくことでコーティングが選びやすくなります。また、車のコーティングを選ぶ時のポイントは洗車頻度と駐車環境そしてボディカラーとなります。理由は、駐車環境やボディカラーによって汚れの付着具合や劣化具合が変わってくるので、コーティングの種類を選ぶ際に重要となります。詳しくは、下記のページを参考にしていただき車のコーティング種類を決めることをおすすめいたします。 参考記事:車のコーティングは全4種類!各特徴と愛車にマッチする種類の選び方
Q,新車のコーティングをDIYで考えています
A,自分で施工するのが得意な方でしたらDIYコーティングは非常におすすめです。しかし、使用するコーティング剤選びを間違えると思ったような効果が得られなかったり持続性が低い場合がありますのでコーティング選びは慎重に行ってください。DIYでコーティングを選ぶなら、楽天やAmazonなどのサイトで口コミを見ておくとよいでしょう。また、当店では、通信販売でガラスコーティング剤も販売しておりますので下記の通販ショップもご検討いただければと思います。 参考記事:車のガラスコーティングを自分で簡単にやる方法をプロが暴露
Q,自分でやる際の新車の下地処理について
A,自分で下地処理を行う際ですが、①洗車②脱脂作業③油膜除去④鉄粉除去⑤スケール除去(イオンデポジット除去)となります。新車でも目に見えない汚れが付着している場合がありますので下記の記事を参考に、下地処理を実施して頂ければと思います。下記の作業でコーティングの密着性が向上され、効果効能が向上します。
Q,新車のコーティングを施工するお店でおすすめはありますか?
A,新車のコーティングなら専門店へ依頼するようにしましょう。専門店コーティングは取り扱う商品の成分が強いため、持続性や光沢、防汚性効果、耐紫外線性等において非常に高い効果を実現します。プロショップに努める私がおすすめする優良コーティング専門店7選をご覧いただければと思います。 参考記事:車のコーティングおすすめ専門店9選と後悔しない8つのチェック事項
Q,コーティング施工後に雨が降った場合、コーティングに影響はありますか?
ガラスコーティング施工後の納車日が雨であっても、基本的に問題はありません。施工後に必要な初期硬化(半日~2日程度)が完了していれば、コーティング効果はしっかりと発揮されます。
信頼できるコーティング専門店では、必ず初期硬化を終えてから納車するため、「預けてすぐに雨の中で引き渡し」といった状況でない限り、コーティング性能に影響はありません。 施工後にすぐ雨が当たっても、適切に硬化していれば撥水効果や保護性能はしっかり維持されます。
詳しくは雨の日のガラスコーティング施工や施工後の雨染み対策についてをご参照ください。
Q,新車コーティングに下地処理は必要ですか?
新車でも下地処理を行わずにコーティングを施工すると、本来の性能を十分に発揮できなかったり、耐久性が低下したりする可能性があるため、下地処理は必要です。新車のボディは一見きれいに見えても、工場出荷時の微細な傷や輸送中に付着した汚れ、油分などが残っていることがあります。
下地処理では、洗車や脱脂、必要に応じて研磨作業を行い、塗装面を良好な状態に整えることで、コーティング剤がしっかり密着し、美しい艶と高い保護性能を長期間維持することができます。
特に高品質なガラスコーティングやセラミックコーティングを施工する際は、下地処理を丁寧に行うことが仕上がりを左右する重要なポイントです。
Q,新車コーティングの硬化時間はどれくらいですか?
コーティングの種類によりますが、一般的に初期硬化は半日〜2日程度、完全硬化は1〜2週間かかることが多いです。
ガラスコーティングやセラミックコーティングの場合、施工後数時間〜2日ほどで初期硬化が完了し、この段階で基本的な撥水効果や保護機能が発揮されます。 ただし、完全硬化するまでには1〜2週間ほどかかるため、その間は強い摩擦が加わりやすい洗車機の利用や高圧洗浄機の使用を避けましょう。
まとめ
新車のコーティングは非常に重要です。コーティングを施工していない車両は紫外線や酸性雨等の劣化によって塗装面の光沢が失われたり、塗装が剥離することもあるため必ずコーティングを施工するようにしましょう!新車時にコーティングをしておくことで、新車以上の光沢を実現し、長期間愛車を美しく保ちます。 愛車を美しく保つことで売却時の査定額も向上するケースが多いのでコーティングはおすすめです。また、コーティングを施工する際にはどこで施工するかも非常に重要となります。おすすめはガラスコーティング専門店へ依頼することですので、信頼できるショップを選ぶようにしましょう。 そして、コーティングをする際にはボディのみならず、ホイールや窓ガラス等のパーツ単体にもコーティングをしておくことをおすすめします。 コーティング施工後はマメな洗車でコーティングの寿命を延ばすことが可能となりますので適度なお手入れも欠かさないようにしましょう! 今回は最後までお読み頂きありがとうございます。新車のコーティングで豊かなカーライフをお送りできることを願っております。

著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。