セラミックコーティングは保護効果が高く、コーティング寿命が長いことで知られています。しかし一方で、セラミックコーティングを施工して後悔している、またはセラミックコーティングは施工しない方が良いというネガティブな記事も少なくありません。
そこで今回は、実際に施工して後悔した・失敗したと感じた方の体験談や、カーコーティング専門店のプロの視点から後悔しないためのお店選びのポイントも併せて解説していきます。
今まさにセラミックコーティングを施工するか迷っている方は、この記事を読んで自身の愛車にセラミックコーティングを施工するかどうか参考にしていただければ幸いです^^
1章:セラミックコーティングを施工して
後悔した・失敗したと感じた人の体験談
セラミックコーティングを施工して後悔した・失敗したと感じている人は、具体的にどのようなことに後悔や失敗を感じたのでしょうか…?
実際にyahoo知恵袋に寄せられた体験談をご紹介していきます。
cocoaさん(性別・年齢非公開)
車をセラミックコーティングしてもらったのですが、指紋がベタベタ付きます。そういうものですか?雨に濡れた後も、白い水滴が目立ちます。ほんとにコーティングされてるんでしょうか?
yahoo知恵袋より引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11303956741
ID非公開
コーティングのムラっぽいのがありました。店舗には写メを送り伝えましたが、凹凸がボディーにあるように見えると言われ、実際に見せに来てくださいと。自分の見た感じだと白っぽくなっているので、拭き残しか、ムラに見えてます。
yahoo知恵袋より引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10242097115?__ysp=44K744Op44Of44OD44Kv44Kz44O844OG44Kj44Oz44Kw
洗車初心者です。アルカリ溶剤が残ったままコーティングしてしまったかもしれません。ウルトラハードクリーナーを使用後、ジオセラミックボディコートでコーティングしました。よく水で流して、中性カーシャンプーで数回洗ってからコーティング剤を施工したのですが、垂れたり染みたような跡が若干見えます。撥水はバチバチに効いてくれてるのですが、やり直した方がいいですか?
yahoo知恵袋より引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12303000502?__ysp=44K744Op44Of44OD44Kv44Kz44O844OG44Kj44Oz44Kw
セラミックコーテイングを施工して後悔した・失敗したと感じた方のクチコミは主に以下のような3つのカテゴリーに分類できます。
1.施工の品質に関する後悔
体験談や口コミで最も多く目にするのが、コーテイングのムラや施工後の見た目の問題です。
例えばコーテイング施工後に指紋が付きやすくなったり、雨上がりに白い水滴が目立つようになることなどが挙げられます。
また、コーティングのムラが原因でボディに凹凸があるように見える場合もあります。これらは施工技術の不足や、施工前の準備不足によって起こる後悔です。
2.期待とのギャップによる後悔
セラミックコーティングによる長期的な効果や見た目の向上を期待し施工した人が、実際の結果が期待と異なり後悔の感情を抱いたという場合です。
特に撥水効果は高評価を受けているものの、見た目や施工のムラなどが原因で満足できないケースがあるようです。
3.コーティング施工後の管理とメンテナンスによる後悔
セラミックコーティング施工後の管理やメンテナンスに関して苦労しているケースも見受けられます。
洗車方法によってはコーティング被膜にダメージを与えてしまう可能性があり、施工後の適切なメンテナンス方法の知識が不足していると、セラミックコーティングの効果を十分に得られないことがあります。
それでは2章で、どのようなことが原因で後悔してしまうのか具体的に詳しく見ていきましょう!
2章:セラミックコーティングを施工して
後悔してしまう3つのケース
1章の体験談を踏まえ、セラミックコーティングを施工して後悔した、失敗したと感じてしまう主なケースを3つご説明していきます。
ケース1.防汚目的以外でセラミックコーティングを施工してしまっているケース
セラミックコーティングはボディに汚れが付きにくくするために施工するものであり、施工後も定期的なメンテナンスが必要になります。
そのため「〇年保証=〇年間全くお手入れしなくて良い」というような認識のまま施工してしまい、後悔するというケースです。
また、セラミックコーティングはすべての人に必要なわけではありません。
下記の条件に当てはまる場合はセラミックコーティングを施工する必要がないと言えるでしょう。
・車は単なる移動手段なので、美観や外観に全くこだわりがない
・洗車頻度が1ヵ月以上空いてしまう、又は全く洗車しない
・手洗い洗車は手間がかかるので洗車機に入れてしまう
車に美観を求めない方、全くお手入れをしない方にはセラミックコーティングは不要だと言えます。
近年は専門店以外でもセラミックコーティングを施工出来るお店が増え、気軽に利用できるようになりました。しかし、施工をする場合はセラミックコーティングについてよく理解し、自分にはセラミックコーティングが必要なのか慎重に検討するようにしましょう。
ケース2.下地処理がしっかり行われていない状態で施工してしまったケース
セラミックコーティングの良し悪しは「下地処理」で決まるといっても過言ではありません。下地処理を丁寧に行い、塗装面の凹凸を無くすことでセラミックコーティング剤と塗装面の密着度が高まり、コーティングの質や耐久性が大きく向上します。
しかし、その下地処理がしっかりと行われていないとコーティングの持続性が短くなったり、あまり水を弾かないなど、コーティングの効果を実感しづらくなってしまうのです。
ケース3.設備・環境が整っていない場所で施工してしまったケース
セラミックコーティングを施工する際、ディーラーやプロショップではピットや屋外などの隔離されていない場所で施工する場合が多いです。コーティング施工中に埃や砂などの不純物がボディに付着してしまうと、汚れの上にコーテイング施工することになってしまいます。
また、施工後の硬化させている間も、屋外で自然乾燥…という場合もあります。硬化が不十分だと、被膜が柔らかかったり、硬化不良を起こして持続性が短かったりと、コーテイングの効果が最大限発揮されなくなってしまいます。
以上の3つが、セラミックコーティングを施工して後悔してしまう主な原因になります。
それでは次の章で、セラミックコーティングを施工してもらう際に後悔しないために絶対に知っておいてほしいお店選びのポイントを解説していきます!
3章:セラミックコーティングを施工して
後悔しないためには専門店一択な理由
結論から申し上げますと、セラミックコーティングを施工して後悔しないためには、専門店で施工するのが良いでしょう。
理由は大きく分けて5つあります。
①セラミックコーティングはそもそも専門店でしか取り扱っていない
②セラミックコーティングの効果を最大限引き出せる設備・環境が整っている
③コースに下地処理が含まれていて、丁寧な下地処理を行える技術者がいる
④セラミックコーティングの効果や持続性を向上させてくれるアフターケアのメニューが充実している
⑤自分の車や駐車環境にあったセラミックコーティングを提案してくれる
理由①セラミックコーティングはそもそも専門店でしか取り扱っていない
カーコーティングの主な施工場所とその特徴
施工する場所 | 設備・環境 | アフターケア | 持続性 |
専門店 | 仕切られた空間と専用の設備 | 手厚く豊富なメニュー | 5~10年 (セラミックコーティング) |
ディーラー | ピットや屋外 | 基本的に自分で行う | 1~3年 (ガラスコーティング) |
カー用品店 | ピットや屋外 | 基本的な簡易メンテ | 半年~1年 (ガラス・ポリマーコーティング) |
ガソリンスタンド | ピットや屋外 | 基本的な簡易メンテ | 半年~1年 (ガラス・ポリマーコーティング) |
上記の表からもわかるように、セラミックコーティングは専門店でしか扱っていません。
安いから、手軽だからという理由でガソリンスタンドやカー用品店に施工を依頼すると、十分な下地処理をしないままピットや屋外で施工されてしまい、ムラが出てしまったり、傷や汚れの上にコーティングを施工されてしまう心配もあります。
また、ディーラーコーティングの場合は、安い費用で外注しているケースもあり、この場合も十分な下地処理が行われず、設備・環境が整っていない場所で施工されてしまう可能性があります。
※ディーラー・ガソリンスタンド・カー用品店のコーティングについて更に詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ディーラーと専門店コーティングの違いってなに?疑問を徹底解説
ガソリンスタンドのコーティングってどうなの?プロが徹底比較
オートバックスのガラスコーティング料金やキャンペーンについて
理由②セラミックコーティングの効果を最大限引き出せる設備・環境が整っている
隔離されていて不純物が入りづらく、温度と湿度が徹底管理されたクリーンブース
お店によって異なる場合がありますが、ディーラーやガソリンスタンドは隔離されていないピットや屋外で施工されるケースもあります。
クリーンブースがある専門店で施工することによって、不純物の付着を防ぐことが出来ます。
また、コーティングの仕上がりには温度と湿度も大きく関わってきますので、季節や天候に関係なく適切な温度と湿度で施工が出来るクリーンブースがある専門店での施工が望ましいです。
コーティング施工後、素早く強制乾燥できる遠赤外線ブース
セラミックコーティングを施工してから完全硬化するまで、通常だと自然乾燥では約1カ月ほどかかります。しかし、遠赤外線ブースを使用することによって30分という短時間ですべてのパネルを均等に強制乾燥させることができ、更に熱が加わることによってコーティングの効果も高まります。
セラミックコーティングの仕上がりには設備・環境が整っていることが大きく関係してきますので、工場見学などに行って、設備や環境がしっかりと整っているか確認することが大切です。
理由③コースに下地処理が含まれていて、丁寧な下地処理を行える技術者がいる
2章でも軽く触れましたが、セラミックコーティングの仕上がりは「下地処理」の有無や丁寧さによって大きく変わってきます。「下地処理」とは砂や鉄粉などを取り除き、細かいところまで丁寧に磨いて塗装面の凹凸を無くす作業です。この下地処理の作業は時間と手間がかかる作業のため、専門店以外では簡単な下地処理のみという場合もあるので、コースにしっかりとした下地処理が含まれているか必ずチェックしましょう。
また、下地処理で行う研磨作業は、高い技術力が求められます。専門店は入庫する車の種類も多く、新車~経年車まで多くの実績を有するので、質の高い丁寧な下地処理を行ってもらうことができます。
IICの下地処理コース
コース名 | 研磨作業 | コース内容 |
基本セット(ライトフィニッシュ) | 傷やシミの除去ではなく、光沢(輝き)を向上させる、研磨作業がご不要なお車向けのコース | 虫取り、ホイール洗浄、タイヤワックス、車内清掃 |
ミドルフィニッシュ | 塗装本来の状態を引き出し、鏡面状態にする研磨コース(鏡面研磨) | 虫取り、鉄粉除去、ピッチ・タール除去、ホイール洗浄、ドア内清掃、タイヤワックス、車内清掃、細部洗浄、ナンバープレート洗浄、油膜取り |
ハードフィニッシュ | 塗装についた傷をとり、塗装本来の状態を引き出す研磨コース(復元研磨) | 虫取り、鉄粉除去、ピッチ・タール除去、ホイール洗浄、ドア内清掃、タイヤワックス、車内清掃、細部洗浄、ナンバープレート洗浄、油膜取り |
当記事元IICの下地処理は上記表の3つのコースをご用意しており、新車~経年車の様々な状態に合わせた下地処理を行っております。
4年以上の経年車に行うコースには、【虫取り、鉄粉除去、ピッチ・タール除去、ホイール洗浄、ドア内清掃、タイヤワックス、車内清掃、細部洗浄、ナンバープレートクリーニング、油膜取り】の作業で細部まで洗浄した後に、塗装面についた傷をとり、塗装本来の状態を引き出し鏡面状態にする復元研磨という作業を行います。2日間の大変手間と時間のかかる作業ですが、コーティングの効果を最大限引き出すため丁寧に仕上げていきます。
理由④セラミックコーティングの効果や持続性を向上させてくれるコーティングメンテナンスのメニューが充実している
「〇年保証」と謳われている商品でも、コーティングメンテナンスを全く行わないと保証されている年数よりも寿命が短くなったり、水弾きが悪くなってしまうので、半年~1年に一度コーティングメンテナンスを行う必要があります。
当記事元のIICでは下記表のような3つのコースをご用意しており、その時のコーティング被膜の状態に応じて、プロが適切なメンテナンスを行います。
IICのコーティングメンテナンス
メンテナンスの種類 | 内容 |
スタンダードメンテナンス | クリーニング・保護剤の塗布 |
プレミアムメンテナンス | クリーニング・トップコートの補充 |
ベースコート1層追加 | プレミアムメンテナンス+ベースコート一層追加 |
また、ディーラーコーティングはコーティングメンテナンスは納車時に渡されたメンテナンスキットで行わなければならない場合もあり、適切なタイミングで適切なメンテナンスを行わないとセラミックコーティングの効果が得られなくなってしまう可能性もあります。
セラミックコーティングの効果と持続性にはコーティングメンテナンスが大きく関わってきますので、コーティングメンテナンスに力を入れているお店を選ぶようにしましょう。
理由⑤自分の車や駐車環境にあったセラミックコーティングを提案してくれる
カーコーティングを選ぶ上で重要なことは、
1.駐車環境
2.ボディカラー
3.洗車頻度
以上の3つです。
せっかくセラミックコーティングを施工しても、車と施工したコーティングの相性が悪いと効果を実感できず、コーティングを施工したことを後悔する結果となってしまいます…。
また、「国産車と外車」「メーカー」でも塗装の強さが違いますので、塗装の弱いものには耐久性が高いもの…などその車にあったコーティングを選ぶこともとても大切です。
その上で、セラミックコーティングに求める効果や、どんなことに悩んでいるのか親身に聞き、最適なセラミックコーティングを提案してくれる信頼できるお店であるかどうかも重要なポイントです!
4章:後悔しないためにはセラミックコーティング施工後の
洗車やコーティングメンテナンスが重要
セラミックコーティングに限らず、カーコーティングを施工して後悔しないためには、どのくらいの間隔で洗車やメンテナンスが必要か理解しておくことが非常に重要です。
セラミックコーティングは5~10年の長期間塗装面を保護してくれますが、それは定期的に洗車やコーティングメンテナンスを行った場合です。せっかくセラミックコーティングを施工しても、洗車やコーティングメンテナンスを全く行わないとコーティング寿命が短くなってしまい、水弾きの効果が失われてしまいます。
セラミックコーティングを施工して、後悔しないための洗車やコーティングメンテナンスなどのお手入れのポイントは次の2つになります。
・自分の車の色や駐車環境に応じた間隔で洗車をする
・半年~1年に1回、専門店で自分の車に最適なコーティングメンテナンスを行う
それでは、後悔しないために知っておいてほしい洗車やコーティングメンテナンスなどのセラミックコーティング施工後のお手入れについて詳しく解説していきたいと思います。
セラミックコーティング施工後の洗車頻度
セラミックコーティング施工後の洗車頻度は、駐車環境やお車の色によって変わってきます。
例えば青空駐車の車は屋内駐車の車に比べ汚れが付着しやすくなります。また、ボディーカラーが赤や黒などのいわゆる濃色車と呼ばれる車も、白やシルバーなどの淡色車に比べると塗装面が高温になり、汚れが固着しやすいためこまめな洗車が必要になります。
下記図で、駐車環境とボディーカラー別に分かりやすくまとめたのでご覧ください。
カーコーティング施工後の正しい洗車方法や絶対にやってほしくない洗車方法など更に詳しくご覧になりたい方は下記記事をご覧ください。
カーコーティング後の洗車方法を徹底解説
カーコーティング後に絶対にやってはいけない5つのこと
セラミックコーティング施工後のコーティングメンテナンスは半年~1年に1回
コーティングメンテナンスを半年~1年に1度行うことで、セラミックコーティングの効果と持続性を最大限に引き出すことができます。
コーティングメンテナンスとは、洗車では落ちなくなった汚れやシミを取り除いたり、酸性雨や紫外線で受けたダメージを取り除き、コーティング被膜を補修してあげる作業のことをいいます。
ディーラーコーティングの場合だと、納車時にメンテナンスキットを渡されるだけで、自分でメンテナンスしなければならないというケースも少なくありません。
ガソリンスタンドやプロショップの場合は簡易的なメンテナンスは行っていますが、あくまでも‘‘簡易的‘‘なメンテナンスになるので、専門店で行うコーティングメンテナンスよりも頻繁に行わなくてはならないケースもあるようです。
専門店ではプロにコーテイング被膜の状態を確認してもらい、高品質かつ最適なコーティングメンテナンスを行ってもらえます。
専門店によってもメンテナンスメニューに違いがありますので、コーティング被膜の状態に応じた、複数のメンテナンスメニューが用意されている、コーティングメンテナンスに力を入れている専門店に依頼しましょう!
コーティングメンテナンスについて更に詳しくご覧になりたい方は下記記事をご覧ください。
コーティングメンテナンスとは?必要性とメンテナンス頻度を解説
5章:セラミックコーティングを施工した方が良い理由
セラミックコーティングを施工した方が良い主な理由は以下の5つになります。
①コーティング被膜が厚いので、他のコーティングより光沢と深いツヤが出る
②コーティング被膜が硬いので、スクラッチ傷などの細かい傷が付きづらい
③耐酸性や耐アルカリ性に優れているためコーティング被膜が劣化しにくい
④カーコーティングの中で最も寿命が長い
⑤汚れが定着しづらく、お手入れが簡単になる
それでは、セラミックコーティングを施工した方が良い理由を詳しく見ていきましょう。
①コーティング被膜が厚いので、他のコーティングより光沢と深いツヤが出る
従来のカーコーティングの被膜は約0.3~1ミクロンになります。しかしセラミックコーティングの中には最大22ミクロンの被膜を形成するコーティング剤もあり、被膜が厚いほど光沢と艶が向上し、新車時のようなピカピカな状態を長期間維持することができます。
②コーティング被膜が硬いので、スクラッチ傷などの細かい傷が付きづらい
セラミックコーティングを施工することによって、硬いコーティング被膜が塗装面を守ってくれるので細かい傷が付きづらくなります。全く付かなくなるわけではありませんが、洗車時にできてしまうスクラッチ傷などを軽減することが可能です。特に黒や赤などの濃色車は、細かい傷が目立ちやすいので、セラミックコーティングは大変有効です。
③耐酸性や耐アルカリ性に優れているためコーティング被膜が劣化しにくい
※酸性雨や紫外線のダメージによって塗装面が劣化してしまった様子
セラミックコーティングは他の種類のコーティングに比べ酸性やアルカリ性に強い特徴があります。
耐薬品性が高く、コーティング被膜が劣化しづらいため、酸性雨や融雪剤などのダメージを受けてしまっても酸化や腐食から塗装面を強固に保護することができます。
④カーコーティングの中で最も寿命が長い
従来のカーコーティングの寿命が半年~5年なのに対し、セラミックコーティングの寿命は5~10年となっています。カーコーティングの中で1番持続期間が長く、短いスパンで何度も施工し直す必要がありません。
⑤汚れが定着しづらく、お手入れが簡単になる
セラミックコーティングは被膜が非常に厚く表面が滑らかになるため、塗装面に汚れが浸食しづらくなります。そのため水で洗い流すだけでも汚れが落とせるので、日々のお手入れの手間を軽減することができます。
以上の5つがセラミックコーティングを施工した方が良い理由になります。
セラミックコーティングを施工することで、長期間に渡り愛車を様々なダメージから守り、お手入れの手間も軽減させることができます。
また車の乗り換えを考えている場合、リセールバリューを保つには車の状態が良好であるかが大きく関わってくるので、セラミックコーティングを施工してボディを保護するのも大変有効であると言えます。
6章:まとめ
今回はセラミックコーティングを施工して後悔した・失敗したと感じている人の体験談を踏まえた上で、セラミックコーティングを施工して後悔しないためのお店選びやセラミックコーティングを施工した方が良い理由を解説させていただきました。
セラミックコーティングを施工して後悔しないためには、お店選びと施工後のお手入れが非常に重要となります。この記事を読んで、後悔しないお店選びのお手伝いと施工後のお手入れの重要性をご理解いただければ幸いです。
皆様が豊かなカーライフをお過ごし出来ることを願っております。最後までお読みいただきありがとうございました。
著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。