ホイールコーティングをDIYで施工しようと思っているが施工のやり方が分からない。もしくは効果を高めるためのやり方を調べようとしてこのページをご覧いただいているのではないでしょうか。車のホイールコーティングは施工する方法によって持続性(寿命)や効果効能は変わってきます。施工のやり方を間違えてしまうとコーティング本来の効果が得られなかったり、思ったような仕上がりにならなかったりするので今回の記事では、ホイールコーティングをプロのように仕上げる方法をコーティングプロショップのIICが詳しく解説していきます。
ホイールコーティングのやり方の参考にして頂き、快適なカーライフを実現できることを願っております。
目次
1章 ホイールコーティングをDIYで綺麗に仕上げる4つのポイント
DIYのポイント① 脱脂作業は確実に行う
DIYのポイント② ホイールコーティング施工後は24時間は走行しない
DIYのポイント③ ホイールコーティング施工後24時間は水気に触れさせない
DIYのポイント④ ホイールコーティング施工後はドライヤーなどで強制硬化させる
2章 ホイールコーティングのDIYのやり方
ホイールコーティングの手順① 洗車作業
ホイールコーティングの手順② 鉄粉除去
ホイールコーティングの手順③ 脱脂作業
ホイールコーティングの手順④ コーティング塗布
ホイールコーティングの手順⑤ コーティングの拭き上げ
ホイールコーティングの手順⑥ コーティングの乾燥
ホイールコーティングをDIYで綺麗に仕上げるポイントは4つあります。
DIYのポイント① 脱脂作業は確実に行う
まず、1つ目のポイントはホイールコーティング施工前に脱脂作業を行うことです。ホイールには油汚れなどの油分が沢山付着しています。この油膜汚れは洗車では完璧に落とすことが出来ないため、脱脂クリーナーなどを使用して取り除く必要があります。
油膜が付着した状態でコーティングを施工してしまうとコーティング剤を弾いてしまい、上手く密着しないため効果効能や持続性が低下してしまいます。コーティング施工前にしっかりと脱脂作業を行うようにしましょう。ホイールコーティング施工前に最適な脱脂クリーナーはこちらからお買い求め下さい。
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DIYのポイント② ホイールコーティング施工後は24時間は走行しない
2つ目のポイントはホイールコーティング施工後は24時間走行しないことです。ホイールコーティング施工後は24時間でコーティング被膜が初期乾燥されます。この初期乾燥前に走行してしまうと汚れ(ブレーキダスト)がコーティング被膜に付着してしまい汚れが取れなくなったり、コーティング被膜の効果が半減してしまうため24時間は確実に走行しないように注意しましょう。
DIYのポイント③ ホイールコーティング施工後24時間は水気に触れさせない
3つ目のポイントは24時間は水気に触れさせないことです。2つ目のポイントでもお伝えしましたが、ホイールコーティングが初期乾燥される前に水気に触れてしまうとコーティング被膜が硬化不良を起こし、効果効能が半減したり、コーティング被膜がうまく硬化せずに剥がれてしまうことにも繋がります。コーティング施工後は水気に触れるのは注意しましょう。
DIYのポイント④ ホイールコーティング施工後はドライヤーなどで強制硬化させる
最後のポイントはホイールコーティングを施工後にドライヤーなどで乾燥させるのが一番有効なポイントとなります。ホイールコーティングの被膜は熱と湿度によってコーティング膜が硬化していきます。コーティング被膜を形成する際に必要な温度は15~30℃となります。15℃以下だとコーティング被膜の硬化が遅くなります。しっかり硬化する前に走行したり、水気に触れてしまうことで硬化不良を起こすため、ドライヤーなどで30分ほど乾燥させるとよいでしょう。
以上4つのポイントを実施することで、ホイールコーティングの被膜が硬化され持続性や効果効能を引き上げることが可能となります。では、具体的に施工方法についてみていきましょう。
2章では、ホイールコーティングのDIYのやり方と準備する方法を見ていきましょう。
①SCHILDホイールクリーナー
②鉄粉除去剤
③鉄粉除去粘土
④SCHILD®ホイールコーティング剤
①SCHILDホイールクリーナー
SCHILD®ホイールクリーナーはアルカリ洗剤で油汚れの洗浄力が非常に高い商品となります。タイヤやホイールに付着した汚れを瞬時に取り除くのに有効な商品です。
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②鉄粉除去剤
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③鉄粉除去粘土
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ホイールコーティングの手順① 洗車作業
まずは、ホイールの洗浄作業(洗車)を行います。ホイールには油汚れや泥汚れ、ブレーキダストなど様々な汚れが付着しているため洗車作業でしっかりと汚れを取り除きます。この時に使用する溶剤はアルカリタイプの洗浄剤を使用することで油汚れなどの除去が容易になりコーティングの密着性が向上します。
①ホイールクリーナーの噴霧
ホイールクリーナーはアルカリ性タイプの洗剤なので油汚れを強力に浮かします。ホイールやタイヤ全体的に吹きかけていきます。
②スポンジで全体を洗う
ホイールに付いた汚れをスポンジで丁寧に洗います。
ホイールコーティングの手順② 鉄粉除去
①鉄粉除去剤の噴霧
鉄粉除去剤をホイール全体に噴霧させていきます。鉄粉除去剤を噴霧後、1~3分放置すると、ホイールに付着した鉄粉(錆)に反応し溶剤が紫いろに変色します。溶剤が紫色に変色したら鉄粉取り粘土を使用して表面に付着した錆(鉄粉)を取り除いていきます。
②鉄粉取り粘土を使用
鉄粉取り用粘土を使用し鉄粉が付着している箇所に擦って取り除いていきます。ホイールの隅は鉄粉が付着しやすいので目視で鉄粉が残っていないか確認しながら作業しましょう。鉄粉が取り終わったら溶剤が残らないようにしっかりと水で洗い流しましょう。
ホイールコーティングの手順③ 脱脂作業
鉄粉取りが完了したら、水を完全に拭き上げ、水滴が残っていない状態で脱脂クリーナーを使用していきます。脱脂クリーナーをマイクロファイバークロスにしみ込ませ油分を完全に除去していきます。脱脂クリーナーを使用することでホイールコーティング剤の密着性が向上し、効果効能や持続性が向上します。脱脂剤をホイール表面に塗り込んだら乾いたクロスで拭き上げて脱脂完了です。
ホイールコーティングの手順④ コーティング塗布
今回使用するのは、SCHILD®ホイールコーティング剤を使用します。業務用のホイールコーティング剤ですので、効果効能や持続性が高い商品となります。箱の中に施工手順書とコーティング剤が入っておりますのでキッチンペーパーなどを使用して塗り込んでいきます。
ホイールコーティング剤を隅々まで塗り込んでいきます。速やかに全体にホイールコーティング剤を塗布していきます。ホイールコーティングを塗り込んでから長時間放置してしまうとコーティング剤が硬化し、拭き取れなくなってしまうので注意しましょう。
ホイールコーティングの手順⑤ コーティングの拭き上げ
ホイールコーティング剤を1本のホイールに塗布後、マイクロファイバークロスもしくはキッチンペーパーなどを使用してコーティング剤を拭き上げていきます。ホイールコーティング剤を完璧に拭き上げるのではなく、表面に薄っすらコーティング剤が残る程度で拭き上げることで、コーティング被膜がより硬くなり、撥水性能や防汚性効果を高めることが可能となります。
ホイールコーティングの手順⑥ コーティングの乾燥
ホイールコーティング施工後は十分に乾燥させるようにしましょう。コーティング施工後は24時間は走行や水気に当たることを避け、出来るだけ高温の環境で乾燥させるようにしましょう。外気温が低い場合はドライヤーなどを使用し硬化させるのも効果的です。
以上、6つの施工手順でコーティングを施工することで、プロショップで施工したような仕上がりを実現させることが可能となります。コーティング本来の性能を実現させるためにも6つの施工手順でコーティングしてみましょう。
施工方法を動画でチェック!
プロが教える自分で出来るホイールコーティング剤の施工方法は動画でご覧ください。
自分で施工するのにおすすめのホイールコーティング剤をご紹介します。今回おすすめするコーティング剤はSCHILD®(シルト)ホイールコーティング剤です。シルトホイールコーティング剤は業務用ホイールコーティング剤でプロショップので施工にも使用されているコーティング剤です。完全硬化型の被膜が強固にホイールに形成し、圧倒的な防汚性効果を発揮します。
完全硬化型のガラス被膜を形成するSCHILDホイールコーティング剤は被膜が固いため、ホイールのお手入れ時に付着する細かい傷等を軽減させることが可能となります。下記の画像のように頑固な鉄粉汚れの付着や洗車時の汚れ落ちが気になる方におすすめのコーティング剤です。
ホイールコーティング剤の量も本液1本で4本のホイールを施工することが可能となります。余った溶剤はコーティング塗布後1時間以上放置した後に2度塗りすることでより効果効能が向上します。
ホイールコーティング剤を自分でやる際によく頂く質問
SCHILDホイールコーティング剤はプロショップで使用する業務用コーティング剤です。完全硬化型のガラス被膜を形成するため、鉄粉汚れや撥水性能が非常に高く、日常のお手入れも格段に楽になります。ホイールコーティング剤の購入は下記のページでお買い求め下さい。
SCHILDホイールコーティング剤を通販で購入するならこちら
SCHILD公式HPホイールコーティング剤 価格3,280円
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ホイールコーティングをDIYで施工する場合は4つのポイントを理解してコーティングすることで、ホイールコーティングの被膜がしっかりと硬化し、本来の性能を実現させることが可能となります。
①脱脂作業は確実に行う
②ホイールコーティング施工後は24時間走行しない
③ホイールコーティング施工後24時間は水気に触れさせない
④ホイールコーティング施工後ドライヤーで硬化させる
以上、4つのポイントを抑えてコーティングすることにより、コーティング被膜がしっかりと硬化し、本来の性能を引き出すことが可能となります。
また、ホイールコーティングのやり方は6つのステップで施工することも見てきました。6つのステップをしっかりと行うことでプロ同様の仕上がりを実現することが出来るので確実に施工するようにしましょう。
この度は最後までお読み頂き誠にありがとうございます。この記事を読んでホイールコーティングをプロ同様に仕上げ、快適なカーライフが実現できることをお祈りしております。
著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。