コンクリートの成分はアルカリ性となります。アルカリ性の物質は塗装の中に浸透する力が強いため自動車の塗装にとってあまり良いものではありません。

コンクリートはアルカリ性ですが硬化する際には中性に近づきますが、塗装に固着した状態で塗装面に付着させていると塗装は劣化してしまいます。

アルカリ性にしろ酸性にしろ塗装には悪影響でしかないのです。コンクリートが付着してしまった場合は早めの対処が重要となりますので慌てずコンクリートを除去することをおすすめ致します。

コンクリートを除去しようと思った時にネットで検索するとサンポールで取り除けます！と記載されているサイトを多く見かけます。サンポールは酸の液剤となりますので塗装面にはあまり良いものではありません。

酸の成分はガラスコーティングを溶かしてしまうこともあります。また、窓ガラスやメッキモールなどに付着してしまうと変色することもありますので自分で取り除こうとは思わない方が適切です。

自分でやってしまってから後悔しないためにもまずは専門店にご相談下さい。

コンクリートが自動車に付着したらまずはご相談下さい。お車を見させていただいた後に作業内容をご説明させていただきます。

作業内容はコンクリートを除去する際に非常に重要となります。ただ単にコンクリート除去するだけであればだれでもできますが、その後の施工が大切です。

磨き作業による復元研磨作業や塗装の劣化を防ぐためのガラスコーティング施工などその後の作業も重要なのです。

コンクリート・ミスト除去の詳しい内容はこちら

コンクリートが自動車に付着してしまうと高額な修理代金が必要となります。当店ではミスト除去「コンクリート除去」を行った後に磨き作業を行います。コンクリートを除去することによって塗装面にはダメージが加わります。スクラッチ傷や塗装の劣化等が起こってしまうため、復元研磨作業といわれる5工程の研磨作業で塗装面を磨いていきます。
この磨き作業で塗装面に入ってしまったスクラッチ傷やダメージも除去することが可能となります。
しかし、これだけでは不十分です。塗装はμ単位の薄い塗装が形成されています。当然研磨作業により塗装面は薄くなってしまいます。その薄くなった塗装面を補うのがコーティング作業となるのです。

最近のガラスコーティングは10μの被膜を形成するコーティングも少なくありません。磨いて薄くなった分だけコーティング被膜で保護することが重要となります。

コンクリートが付着してしまうと高額になることをお伝え指せて頂きました。凡そ50万前後が修理代金としてかかってしまいます。

これらを自己負担で施工することはなかなか難しいと言えます。相手方さんが分かっていれば相手方さんと修理代金の打合せを当社で行わせていただきます。面倒な手続きは全てIICへお任せ下さい。

また、相手方さんが分からない場合はご自身の加入している保険で対応できることもあります。先ずはIICへご相談下さい。