EXキーパーとは?

全国展開している「KeePerコーティング」では、予算に応じてさまざまなコーティングメニューが用意されています。その中の1つに「EXキーパー」があります。愛車への施工を検討しているものの「コーティングの特徴や他のメニューとの違いが分からない」という方も多いかと思います。

車の使用環境やコーティングに求める内容に合ったメニューでなければ、施工を後悔する可能性があります。メニューだけでなくお店選びも非常に重要と言えるでしょう。

今回は、EXキーパーの施工価格や特徴、実際に施工した人の評判を中心に解説していきます。施工店の決め方や、費用を抑えられるDIY施工についても紹介していますので、コーティング予定の方はぜひ参考にしてみてください。

KeePerコーティングは全国展開するコーティングショップ

KeePerプロショップ

KeePerプロショップは、全国展開しているコーティングショップで、6,500を超えるお店で施工メニューとして扱われています。ガソリンスタンドなどと併設しており、誰でも気軽に利用しやすいといった魅力があります。

KeePerプロショップ1番の特徴と言えるのが「豊富なコーティングメニュー」で、2024年9月現在で6つのカーコーティングから選べます。品質重視のガラスコーティングから、価格重視でお試し感覚で施工できるものまで揃っています。

ちなみに「KeePer LABO(キーパーラボ)」というメーカー直営店もあり、プロショップよりも設備が整っているといった特徴があります。

EXキーパーの魅力と特徴

EXキーパー

EXキーパーは「高いセルフクリーニング性能と深みのある美しい艶」が特徴のコーティングです。セルフクリーニング性能とは自己浄化機能のことで、ボディに付着した汚れや砂埃を雨水だけで洗い流せるため、常にきれいなボディを保ちやすく洗車頻度も落とせます。

EXキーパーのコーティング被膜「VP326」は、有機質の性質を持っており、水シミや水垢の定着を根本的に防ぐことも可能です。コーティング被膜は2層に分かれており、プライマーガラス被膜の上にVP326被膜が形成されます。

このVP326被膜は、他のコーティング以上の膜厚を生み出せるため、深みのある美しい艶もEXキーパーならではの特徴と言えるでしょう。ノーメンテナンスで3年間持続し、2年または1年に1回のメンテナンスで6年間持続します。

施工メニューは、一般施工とは別にヘッドライトやホイールのコーティング、ガラス撥水などがセットになったプレミアム施工も選べます。

EXキーパー施工の注意点

EXキーパーは、KeePerプロショップのメニューの中でも高い品質を誇る商品である一方で、施工前に知っておくべき注意点もあります。具体的な内容は以下の通りです。

中古車向けの徹底した下地処理が料金に含まれていない
メンテナンスは自分でできない

下地処理が不十分だとどのような影響がでてしまうのか、注意点の詳細について解説していきます。

中古車向けの徹底した下地処理が料金に含まれていない

他のコーティングメニューと比較したEXキーパーのデメリットは「専門店並みの価格でありながら丁寧な研磨や下地処理作業が料金に含まれていない」ことです。

EXキーパーは、LLサイズ(アルファードほど)の施工価格が16万200円(新車)~16万8,600円(中古車)でありながら、作業料金に含まれているのは簡易的な研磨と下地処理のみとなります。

下地処理は、仕上がりの美しさと耐久性の全てを決めると言っても過言ではないほど重要な作業です。

丁寧な研磨をお願いする場合はLLサイズで別途25,200円が必要です。中古車で鉄粉取りや花粉のシミ取りなどをお願いする場合もオプションで追加しなければなりません。

ちなみに、他のメニューに関しては研磨作業のみ施工料金に含まれています。鉄粉やシミの除去をお願いする場合は別途費用が発生します。

関連記事:中古車にコーティングは必要?コーティングのプロが徹底解説|カービューティーIIC

メンテナンスが自分でできない

コーティングを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。しかしながら、専用クリーナーを使った洗車や溶剤の再塗布には数万円かかることも珍しくありません。「メンテナンスは自分でしたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。

KeePerプロショップにメンテナンスについて問い合わせてみたところ、自分で作業できるクリーナーなどは基本的に販売していないため、お店に任せてほしいとのことでした。

絶対にメンテナンスアイテムを使用してはいけないわけではないものの、保証がつかなくなったり被膜が剥がれたりする可能性があるため、注意が必要です。

関連記事:コーティングメンテナンスとは?必要性とメンテナンス頻度を解説|カービューティーIIC

EXキーパーの施工価格

EXキーパーは「通常施工」と「プレミアム施工」の2種類から選べます。

プレミアム施工で追加できる作業
全面の窓ガラス撥水・アルミホイールコーティング4本・ヘッドライトコート・テールレンズコート・樹脂フェンダーキーパー・サイドバイザーコート・ドア内部のステップ部分施工・ボンネットの裏側施工・トラックの裏側施工・給油口の内側施工・エンジンルーム内施工・除菌と車内清掃

コーティング施工料金は、新車と中古車(納車後1ヶ月経過または1,000km以上の走行)、車のサイズによって料金が決定します。各メニューの施工料金は以下の通りです。

EXキーパー・通常施工の価格

車のサイズ 新車施工価格 中古車施工価格
SSサイズ(コペン・N-WGNなど) 113,500円 119,500円
Sサイズ(N-BOX・ヴィッツなど) 123,800円 130,300円
Mサイズ(プリウス・フィットなど) 134,900円 142,000円
Lサイズ(クラウン・フリードなど) 150,200円 158,100円
LLサイズ(アルファード・ステップワゴンなど) 160,200円 168,600円
XLサイズ(ランドクルーザー・ハイエースなど) 174,600円 183,800円

EXキーパー・プレミアム施工の価格

車のサイズ 新車施工価格 中古車施工価格
SSサイズ(コペン・N-WGNなど) 170,200円 179,200円
Sサイズ(N-BOX・ヴィッツなど) 189,600円 199,600円
Mサイズ(プリウス・フィットなど) 206,600円 217,500円
Lサイズ(クラウン・フリードなど) 225,200円 237,100円
LLサイズ(アルファード・ステップワゴンなど) 235,000円 247,400円
XLサイズ(ランドクルーザー・ハイエースなど) 267,600円 281,700円

簡易作業ではなく、しっかりとした精密研磨や鉄粉・シミ除去を依頼する場合は、別途オプション費用が必要です。料金はボディの状態にもよるため、まずは現車確認をしてもらいましょう。

EXキーパーは最悪?施工した人の評判について

EXキーパーについてネット上で検索すると品質を評価する声がある一方で「最悪」といったネガティブな情報も見受けられます。何が良くて何が悪いのか、気になる方もいるでしょう。

EXキーパーの口コミや評判についてリサーチした結果、以下のような内容がありました。

「ヌルテカ」の美しい艶がとても良かった
雨シミを完全に防げるわけではない
クリスタルキーパーの方がコスパが良くおすすめ

ここでは、上記3つの口コミについて解説していきます。

口コミ1:「ヌルテカ」の美しい艶がとても良かった

1つ目の口コミは「過去に他のメニューも施工したことがある人」の口コミです。

いつも納車直後にキーパーコーティングを利用しており、フレッシュキーパー・ダイヤモンドキーパーと施工してきたのですが、口コミを見て今回は「EXキーパー」を施工しました。濃い青色ということもあり、仕上がりを見た時のヌルテカ感には驚きました。後日洗車した際には、水も強く弾いており持続性も期待しています。

ヌルテカとは「ヌルヌル・テカテカ」といった質感を表す俗語で、パリッとしているよりは、みずみずしく潤いのある感じの光沢を言います。ワックスやポリマーコーティングの艶間を表す表現としてよく使われます。

EXキーパーで構成される被膜「VP326」は圧倒的な膜厚が特長であるため、美しい艶が出やすいと言えるでしょう。

口コミ2:雨シミを完全に防げるわけではない

2つ目の口コミは「雨シミ予防を優先して施工した人」の口コミです。

EXキーパーは雨シミを防ぎやすいと聞き、黒色の車を購入したのでお願いしました。これまでもコーティングはしてきているので、その違いに期待していましたが、結論から言うとそこまで変わらないというのが本音です。

施工してから、2週間後に洗車しましたが水洗いだけではなかなか落ちないシミのようなものが上面を中心にできていました。手洗い洗車をすればなくなったので良かったのですが、放置したら間違いなくそのままシミになっていたと思います。やはり定期的な洗車は欠かせなさそうです。

雨シミは、ボディに付着した汚れと雨水が混ざることで固着し、被膜内部へと浸透していきます。固着を防ぐためには定期的な手洗い洗車が欠かせません。駐車環境に応じて2~3週間に1回は手洗い洗車するようにしましょう。

口コミ3:クリスタルキーパーの方がコスパが良くおすすめ

3つ目の口コミは「コスパの悪さを感じた人」の口コミです。

以前からKeePerプロショップにお世話になっていますが、耐久性が高く数年間持つとのことだったので、EXキーパーを施工しました。月1洗車で青空駐車場ですが、施工してから3ヵ月が経ち水弾きが明らかに弱まり、洗車が終っても当初の艶間はありません。完全に弾かなくなったわけではないものの、数年持つとは考えにくいです。

以前施工したクリスタルキーパーは、1年ごとに施工する必要がある一方で、2万円ほどで施工可能でオプションも付ければリセットされたようにきれいになっていました。個人的にはクリスタルキーパーの方が絶対おすすめだと思います。

コーティングメニューは、駐車環境や使用頻度、ボディカラーなどによって最適なメニューが異なります。口コミの内容にもある通り、青空駐車場でこまめなお手入れが難しい場合は、安めのコーティングを定期的に施工した方が良い可能性もあります。

この他にもさまざまな口コミがありましたが、美しい艶を評価する内容が多く、満足度している人が多い印象でした。

EXキーパーのメンテナンスは2種類

コーティングを維持するうえで欠かせないのがメンテナンスです。こまめにお手入れしていたとしても、定期的にダメージを受けた被膜を修復したり、状態に応じて塗りなおしたりする必要があります。EXキーパーには「標準メンテナンス」と「フルメンテナンス」が用意されています。

標準メンテナンス
2~3時間
コーティング被膜(VP326)の表面を整え、分子構造が同じECO+レジン被膜を補充する。
メンテナンス料金は2万2,400円(SSサイズ)~66,900円(XLサイズ)
フルメンテナンス
4~5時間
下部のプライマーガラス被膜を整え、上に新しいVP326被膜を形成させる。
メンテナンス料金は5万1,500円(SSサイズ)~11万6,200円(XLサイズ)

EXキーパーのメンテナンス

メンテナンスとは別に、手洗い洗車や鉄粉除去といったオプション作業も依頼可能です。

品質にこだわりたい場合はコーティング専門店がおすすめ

専門店の下地処理

冒頭で解説した通り、コーティング施工で後悔しないためには施工メニューだけでなく施工店にもこだわることが大切です。良いものを塗っただけでは美しく仕上がらず、コーティングの効果を最大限に発揮できないためです。

コーティング施工では、鉄粉やシミの除去・磨き作業といった下地処理が仕上がりに大きな影響を与えます。コーティング施工において何を最優先にするかは人によりますが「品質にこだわりたい」という場合は、専門店での施工をおすすめします。

お店にもよるため一概には言えないものの、コーティング専門店は機材や設備が整っており、徹底した下地処理にこだわっています。施工に時間がかかるため、料金相場は若干高くなるものの、品質の高いメニューを選んだ場合に他のお店と大きな差はありません。

施工料金に徹底した研磨や下地処理も含まれており、よほど状態が悪くない限り追加費用は発生しません。アフターメンテナンスも充実しており、何かしらの問題が生じた際も柔軟に対応してもらえます。

優良なコーティング専門店の選び方やおすすめのお店は、車のコーティングおすすめ専門店9選と後悔しない8つのチェック事項をご参照ください。

費用を抑えたい場合はDIY施工もおすすめ

コーティング施工において「安さを最優先で考えたい」という人は少なくありません。初めてのコーティングで、お試し感覚で効果を体感したいという方もいるでしょう。

KeePerプロショップでは、17,400円(SSサイズ)~で施工できる「クリスタルキーパー」がおすすめです。ガラスコーティングではないものの、数ヵ月ほどの耐久性があるポリマーコーティング「ピュアキーパー」であれば、6,690円(SSサイズ)~で施工できます。

さらに費用を抑えたいという場合は「DIY施工」がおすすめです。近年は、未経験の人でも気軽に施工できる品質の高い商品も販売されています。ここでは当社で販売しているおすすめのDIY商品を3つ紹介していきますので、自分での施工も検討してみてください。

※中古車の場合は鉄粉除去や磨きといった下地処理が必要です。処理が不十分なまま施工するとムラやギラつきの原因になりますので、中古車で表面がザラザラしていたり、傷が多かったりする場合は専門店への依頼をおすすめします。

関連記事:車のガラスコーティングを自分で簡単にやる方法をプロが暴露|カービューティーIIC

SCHILD®Premium 親水ガラスコーティング剤25ml

おすすめのコーティングDIY商品:SCHILD®Premium 親水ガラスコーティング剤25ml

SCHILD®プレミアムガラスコーティングは完全硬化型の親水性のコーティング剤です。水がまとまって引いていくため、濃色車で雨シミが気になる青空駐車のお車に最適です。耐薬品性能・耐紫外線性能に優れており、汚れや摩擦からボディを守ります。

柔軟性が非常に高く、被膜を重ね塗りすることで硬度が増すのはもちろん、美しい光沢が生まれます。市販のコーティング商品に満足できていないといった人におすすめの商品です。

施工は3工程のみで、まずは下地処理として手洗い洗車を行います。洗車後はボディを拭き上げたうえでしっかりと完成させてから、コーティング剤を塗布していきます。最後にマイクロファイバークロスで余剰成分を拭き取りしていきます。※中古車の場合は、鉄粉除去や磨きなどの下地処理をした後の施工をおすすめします。

セット内容

・コーティング剤25ml
・塗り込みスポンジ2個
・取扱説明書
・マイクロファイバークロス

SCHILD®Premium 親水ガラスコーティング剤25mlの購入はコチラ

SCHILD® 親水リキッド290ml+洗車セット

おすすめのDIY用コーティング商品:SCHILD® 親水リキッド290ml+洗車セット

2つ目に紹介する商品は、リキッドタイプの親水コーティング剤です。親水性の被膜をボディ表面に形成させ、優れた防汚性だけでなく、美しい光沢も付与できます。

シャンプーやスポンジ、高級マイクロファイバークロスも付いているため、別でアイテムを用意する必要はありません。付属のシャンプーは施工後のお手入れでも使用できます。リキッドタイプで施工性に優れており、全く施工経験のない人向けの商品となります。

施工は溶剤タイプよりも簡単で、まずは下地処理として手洗い洗車を行いボディを乾燥させます。次にリキッドをマイクロファイバークロスに吹き掛けてボディに塗り込んでいくだけとなります。最後に別のクロスで仕上げ拭きを行い完成です。

※中古車の場合は、鉄粉除去や磨きなどの下地処理をした後の施工をおすすめします。

セット内容

・撥水リキッド290ml
・ボディシャンプー300ml
・洗車スポンジ
・マイクロファイバークロス1枚

【親水タイプ】SCHILD® 親水リキッド290ml+洗車セットの購入はコチラ

【撥水タイプ】SCHILD® 撥水リキッド290ml+洗車セットの購入はコチラ

商品3:SCHILD®コーティングメンテナンスクリーナー190ml

DIY施工用おすすめ商品:SCHILD®コーティングメンテナンスクリーナー190ml

SCHILD® コーティングメンテナンスクリーナーは、DIY施工後の定期的なメンテナンスでおすすめの商品です。表面に固着し、手洗い洗車では落ちにくい汚れを分解し、低下した撥水性能や光沢を元に戻せます。

SCHILD® コーティングだけが対象というわけではなく、他社のガラスコーティング施工車のメンテナンスでも使用可能です。洗車した後に濡れた状態でボディに優しく塗り込むだけですので、作業に慣れていない人でも安心です。

この他にも、耳なし高級マイクロファイバークロスや鉄粉除去剤といったアイテムも販売しておりますので、DIY施工にお役立てください。

セット内容

・メンテナンスクリーナー190ml
・メンテナンススポンジ1個
・施工手
順書

SCHILD®コーティングメンテナンスクリーナー190mlの購入はコチラ
耳なし高級マイクロファイバークロスの購入はコチラ
鉄粉除去剤390mlの購入はコチラ

EXキーパーやガラスコーティングに関するよくある質問

最後はEXキーパーやガラスコーティングに関する、3つのよくある質問に答えていきます。

コーティング施工車のお手入れ方法は?
「ノーメンテナンスで大丈夫」というのは本当?
自分でメンテナンスする場合の注意点は?

コーティング施工前に知っておくべき知識ですので、参考にしてみてください。

コーティング施工車のお手入れ方法は?

コーティング施工車のお手入れ方法は「手洗い洗車」を2週間~3週間に1回位の頻度で行いましょう。駐車環境などによりそこまで汚れていない場合は水を上から下の順番で強めにかけて拭き取るだけでも問題ありません。

汚れが付着した状態で水に濡れてしまうと、雨シミなどができやすくなるため、なるべく早めの洗車をおすすめします。自動洗車機は洗う強さが強いため、おすすめしません。

自動洗車機を使用したい場合は「ノンブラシタイプ」を選ぶようにしましょう。正しい手洗い洗車方法は別の記事で詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

詳しくはコーティングした車の正しい洗車方法と手順をプロが徹底解説を参考にご参照ください。

「ノーメンテナンスで大丈夫」というのは本当?

品質の高さに関係なく、全てのコーティングにメンテナンスは欠かせません。ただし、車の使用頻度やお手入れ頻度、駐車環境によってタイミングが異なります。

そのため、数年間の間メンテナンスが不要といった車も中にはあるものの、一般的に半年~1年に1回は必要と覚えておくようにしましょう。「5年間メンテナンス不要!」といった宣伝をしているお店もありますが、よほど駐車環境やお手入れ頻度の条件が良くない限り、現実的ではないと言えます。

詳しくはコーティングメンテナンスとは?必要性とメンテナンス頻度を解説|カービューティーIICをご参照ください。

自分でメンテナンスする場合の注意点は?

自分でメンテナンスする場合、使用する溶剤に注意が必要です。「シミや鉄粉が酷いから」と専用除去剤を使用すると、被膜まで剥がれてしまう可能性があります。

一般的に専用クリーナーでメンテナンスしますが、コーティングによっては相性の悪いクリーナーも存在します。自分で作業する場合は、メーカーが推奨しているアイテムがないか調べるようにしましょう。

お店によっては、指定した商品以外のものを使用すると保証の対象外になる可能性もあります。お店でコーティング施工した場合は、施工店に相談することをおすすめします。

まとめ

KeePerプロショップの「EXキーパー」は高いセルフクリーニング性能と深みのある美しい艶が魅力的なコーティングです。「VP326 」という被膜は膜厚が厚く耐久性にも優れています。

一方で、施工料金が他のメニューよりも高いことがデメリットと言えます。中古車の場合はボディ状態に応じて鉄粉除去や精密研磨を別途依頼する必要もあります。お手軽に施工できる価格帯のメニューも用意されているため、車の使用頻度やお手入れ頻度によって最適なものを施工するようにしましょう。

コーティングの仕上がりは、コーティング剤を塗布する前に行う下地処理が大きく影響します。品質にこだわりたい方は、専門店での施工も検討してみてください。

著者情報

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。