カーフィルムについて調べているということは、どんな効果(メリット)があるのか知りたい。または、カーフィルムのおすすめ商品が知りたい。費用相場ってどれくらい?と疑問に感じているのではないでしょうか?
カーフィルムには様々な効果が得られますが、性能を正しく理解していないと思ったような効果が得られなかったり、フィルム施工後、しばらく経ってから剥がれてしまったり、変色してしまうなんてこともあります。
当記事では、カーフィルム専門店のトータルカービューティーIICがカーフィルムのメリット、デメリットをお伝えすると同時におすすめの商品や費用相場などを詳しく解説していきます。この記事を読んでカーフィルム施工の参考にして頂ければ幸いです。
目次
2章 カーフィルムのメリット,デメリット
カーフィルムの3つのメリット
カーフィルムのデメリット
3章 カーフィルムの5つの効果
紫外線カット(UVカット)効果
赤外線カット(IRカット)効果
プライバシー保護効果
地球温暖化対策(SDGS13:気候変動に具体的な対策を)
飛散防止効果
4章 カーフィルムの注意点
注意点① 赤外線カット率を鵜呑みにしないこと
注意点② 透明断熱フィルムは車検に通らない可能性がある
注意点③ カーフィルムの保証を確認しておく
注意点④ カーフィルムの安売りには要注意
5章 おすすめのカーフィルムメーカー3社
1位 コボテックフィルム(旧LFT)
2位 シルフィードフィルム
3位 ウィンコスフィルム
カーフィルムとは窓ガラスの内側に特殊なフィルムを張り付ける作業のことです。このカーフィルムはカーディーラーやカー用品店,カーフィルム専門業者などで施工することが可能となります。ガラス面であればすべてのガラス(フロントガラス、助手席、運転席、後部座席)に張り付けることができます。また、カーフィルムの機能として赤外線カット機能や紫外線カット機能、プライバシー保護機能など様々な機能が存在します。また、機能や性能はカーフィルムのメーカーによってが異なるので後ほど詳しく見ていきましょう。
まずは、カーフィルムのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
カーフィルムの3つのメリット
メリット① 暑さ対策
暑さ対策とは、カーフィルムには赤外線カット機能が得られるフィルムが存在します。赤外線カット機能のフィルムを施工することにより夏場の炎天下でも肌にジリジリ感や熱いと感じるのを軽減させることが可能となります。また、車外から侵入する熱を軽減させるためエアコンの効きがよくなるメリットもあります。
メリット② 日焼けを予防できる
続いてのメリットは紫外線カット機能が得られるフィルムを施工することで、日焼けを予防することが可能となります。特に女性や乳児にはうれしい機能となります。同乗者にも安心感を与えることができるのもメリットといえます。
メリット③ プライバシー保護ができる
カーフィルムにはスモークフィルムが存在し、ガラス面にスモークタイプのフィルムを張ることで車外からのプライバシーを保護することができます。最も濃いカーフィルムを施工することで車外から室内が見えなくなるのでストレスフリーというメリットが得られます。
カーフィルムのデメリット
カーフィルムのデメリットを唯一あげるとすれば施工費用が発生する点です。フィルムを張らなければ費用は発生しませんが、カーフィルムを施工するとなると安くても3万円(後部座席部のガラス面)がかかってしまいます。しかし、断熱効果やプライバシー保護、日焼け防止など様々なメリットが得られるので施工する価値が十分にあるといえます。
では、次の章で詳しい効果について見ていきましょう。
先ほどもメリットの部分で3つのメリットについてお伝えしましたがもう少し詳しく見ていきましょう。
紫外線カット(UVカット)効果
紫外線カット効果(UVカット)とは太陽光に含まれる紫外線をカットする機能が得られます。最近ではほとんどのフィルムメーカーが99%の紫外線をカットします。このカット率(数値)が数値が高ければ高いほどフィルムの効果が高いといえます。この紫外線カット率はフィルムメーカーによって異なるので施工する際にはカット率がどれくらいなのか確認しておきましょう。
紫外線カット効果の測定動画(B PACS)
動画参照元:株式会社 ビーパックス(B,PACS)
赤外線カット(IRカット)効果
赤外線カット効果(IRカット)とは、太陽光に含まれる波長(赤外線)をカットする機能が得られます。夏場の炎天下で差し込む太陽光の熱も軽減させることができるため熱さ対策に有効です。肌のジリジリ感も軽減させることができるのでストレスも軽減できます。また、赤外線カット機能が得られるフィルムを施工することで、車内のエアコンの涼しさや暖房の温かさが車外に逃げづらくなります。同時に車外からの寒さや熱さも侵入しづらくなるため冷暖房の効果も向上します。また、この赤外線カット率はフィルムメーカーによって全く異なります。赤外線カット率42%のフィルムもあれば92%カットするフィルムも存在します。施工する前に事前に数値を確認しておきましょう。
プライバシー保護効果
続いてはプライバシー保護効果です。色付きフィルム(スモーク)を張ることで外から車内を見えづらくすることが可能となります。車上荒らしや交差点での信号待ちの際に人と目が合うなどを避けることが可能となります。そのため、ストレスを感じにくくなります。レジャーで車を使用される際に車内伯や着替え、授乳などからプライバシーを守ることができます。
地球温暖化対策(SDGS13:気候変動に具体的な対策を)
カーフィルムを施工することで、冷暖房の効率を上げることで持続可能な開発目標17のうち、13:気候変動に具体的な対策に貢献できます。フィルムが施工していない車両ではエアコンの温度を極限まで下げ、風圧もMAXにしていたものが、断熱フィルムを張ることで省エネに繋がります。それにより、燃費の向上が期待でき温暖化対策にも有効となります。
飛散防止効果
飛散防止効果とは、カーフィルムを施工しておくことで、万が一事故や飛来物によりガラスが破損しても飛散するのを防止します。同乗者をガラス片から守る効果もカーフィルムで得ることが可能となります。詳しくは下記の動画で飛散防止効果をご覧ください。
カーフィルムの飛散防止効果
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注意点① 赤外線カット率を鵜呑みにしないこと
まず初めに、フィルムメーカーが表示している赤外線カット率を鵜呑みにしないことです。何故ならば、各フィルムメーカーは商品の性能をよく見せるために赤外線カット率〇〇%カットなんて表記をしています。例えば赤外線カット率92%なんていう表記をしていてもごく一部の波長(赤外線)しかカットできていないことがあるからです。赤外線の波長は780mm~2000mmの波長が赤外線の波長となります。この波長のうち1200mm~1500mmまでの領域を92%カットしていてもそれほど効果はありません。赤外線のすべての波長をどれだけカット出来るかが重要なのです。
上記図のように赤外線には780nm~2000nmまで幅が広いのですが、各フィルムメーカーで赤外線カット率90%や92%という表記のほとんどがごく一部の波長での平均カット率で表記されています。そのため、当社と記載されているコボテックとほかのメーカーを比べると赤外線カットの波長が全く異なるのです。
注意点② 透明断熱フィルムは車検に通らない可能性がある
フロントガラスや助手席、運転席に張る透明フィルムは車検に通らない可能性があるので予め認識しておきましょう。何故ならば、運転席周りに張るフィルムは可視光線透過率(透明度)が70%を超えていなければ車検に通りません。純正ガラスの透過率は約72~76%となるため、透明フィルムを張ると約1%透過率が低下します。施工直後は車検に通るのですが、使用していく中で紫外線による劣化やガラスの開閉時にフィルム表面が傷つき透過率が低下する可能性があります。確実に車検に通るわけではないので注意しておきましょう。
※カーフィルム施工時に、法令で定められた保安基準を満たす可視光線透過率測定器(PT-500)を使用して、施工後のカーフィルムの透過率測定を行っている施工店を選ぶとより安心です。PT-500で計測した70%以上の透過率であれば車検も通り、陸運局・軽自動車検査協会・警察と同じ水準で規格に基づいた合法の証明が可能なため、せっかくウィンドウフィルムを貼ったのに車検に通らない・・・といった心配がないため、検査の有無や機種など、しっかり確認して施工店を選びましょう。
注意点③ カーフィルムの保証を確認しておく
注意点の3つ目はカーフィルムの保証を確認しておくことです。カーフィルム専門店では施工してから〇年以内にフィルムの変色は剥がれが発生した場合は無償で張り直しを行う保証がついています。また、万が一事故にあった場合、相手方の任意保険やご自身の車両保険でカーフィルムの施工料金を負担してくれるので保証書が発行されるかどうか確認しておきましょう。※予め保険会社に確認しておくとよいでしょう。
注意点④ カーフィルムの安売りには要注意
カーフィルム専門店で安売りをして販売している業者を見かけます。この安売りには十分注意してください。断熱フィルムを施工しますと言っておきながら断熱効果がほとんどない(数%)フィルムを施工してもほとんどの方は気づきません。安心して任せられるショップに依頼するようにしましょう。
以上が、カーフィルムの注意点でした。次の章ではおすすめのカーフィルムをご紹介します。
この章では、カーフィルム専門店のIICがおすすめするフィメーカーカーをご案内させていただきますので参考にしてください。
1位 コボテックフィルム(旧LFT)
コボテックフィルムは他社のカーフィルムに比べ赤外線カット率が非常に高い商品となります。下記のイラストのように従来のカーフィルムではごく一部の赤外線(波長)しかカットできていませんが、コボテックフィルム(旧LFTフィルム)は広範囲の波長をカットすることが可能です。
コボテックフィルムの赤外線と紫外線を照射実験動画
コボテックフィルムの商品ページはこちらをご覧ください。
2位 シルフィードフィルム
第2位はIKC社のシルフィードフィルムです。シルフィードフィルムは全国でも取り扱っている店舗が多く比較的安価に施工できる断熱フィルムとなります。カーフィルムの老舗メーカーとなり品質や性能において安心しておすすめできます。
シルフィードフィルムの詳しい内容はこちら
3位 ウィンコスフィルム
ウィンコスフィルムも高級ブランドとして多くのカーフィルム専門ショップで販売されています。透明度が高く質感もよいため品質にこだわりをお持ちのオーナー様にはおすすめのカーフィルムメーカーとなります。
ウィンコスフィルム公式HP
以上、おすすめ3位のカーフィルムメーカーでした。次の章では費用相場についてお伝えしていきます。
カーフィルムの費用相場とIICで実際にカーフィルムを施工した場合の価格をお伝えしていきます。
カーフィルムの費用相場
フロント3面(フロント、助手席、運転席) | リア周り(後部座席全部位) | |
コボテックフィルム | 70,000~120,000円 | 50,000~90,000円 |
シルフィードフィルム | 38,000~50,000円 | 25,000~50,000円 |
ウィンコスフィルム | 33,000~50,000円 | 20,000~50,000円 |
IICのコボテクトフィルム施工費用
フロントまわり
※全て税込価格です。
リアまわり/色付き
ロングクォーター1面 輸入車 ¥18,800
ロングクォーター1面 国産車 ¥16,800
※全て税込価格です。
リアまわり/透明断熱
ロングクォーター1面 輸入車 ¥18,800
ロングクォーター1面 国産車 ¥16,800
※全て税込価格です。
リアまわり/ミラータイプ
※全て税込価格です。
サンルーフ
サイズ | 色付き | 透明断熱 |
35cmまで | ¥33,000 | ¥38,500 |
50cmまで | ¥44,000 | ¥48,500 |
100cmまで | ¥49,800 | ¥54,300 |
※全て税込価格です。
如何でしたでしょうか?カーフィルムには様々な効果がありました。①赤外線をカットする効果②紫外線をカットする効果③プライバシー保護効果④飛散防止効果が得られます。カーフィルムを施工することで車内がより快適になるため車を購入したらカーフィルムを検討しましょう。
また、カーフィルムを施工する際には注意点を確認し信頼できるショップに依頼しましょう。カーフィルムを施工する際の注意点とは、①赤外線カット率を鵜呑みにしないこと②透明断熱フィルムは車検に通らない可能性がある③フィルムの保障があるか確認する④カーフィルムの安売り業者には注意する。以上4項目の注意点を確認しながら施工するショップを決めましょう。
最後に、カーフィルムを施工するならIICおすすめ3メーカー①コボテックフィルム②シルフィードフィルム③ウィンコスフィルムです。この3メーカーは品質や断熱性能、赤外線カット効果など様々な面で優れているためおすすめです。当記事を読んで豊かなカーライフが実現できることを願っております。