
ガラスコーティングは耐久性に優れ、適切なメンテナンスを行うことで長期間愛車の美しさを保つことができます。しかし、一度施工したコーティングが半永久的に効果を持続するわけではありません。時間の経過とともに劣化し、最適なタイミングでの再施工が必要になります。
「そろそろメンテナンスや再施工を考えているけれど、違いがよく分からない」「いつ再施工すべきか迷っている」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ガラスコーティングの再施工とは何か、メンテナンスとの違い、再施工の適切なタイミングや料金について分かりやすく解説します。愛車を長く美しく保つための参考にしてください。
ガラスコーティングの再施工とは
ガラスコーティングの再施工とは、最初の施工と同じ工程でコーティングをやり直し、車の保護性能や美しさを回復させる施工のことです。施工後のコーティングは経年劣化や洗車による摩耗、紫外線などの影響で徐々に効果が薄れていきます。そのため、適切なタイミングで再施工を行うことで、ボディの保護力を維持し、新車のような光沢を取り戻せます。
再施工では、まず古いコーティングの除去や下地処理を丁寧に行い、その後新たにガラスコーティングを施します。これにより、コーティングの密着性が高まり、長期間効果を持続させることができます。適切なメンテナンスと再施工を組み合わせることで、愛車の美しさを長く保つことが出来ます。
ガラスコーティング再施工とメンテナンスの違い
メンテナンスは、施工済みのガラスコーティングの効果を保つために行う作業です。ボディ表面の汚れを除去し、専用クリーナーでコーティングの効果を復活させたり、表面のコーティング層を新しく塗り直したりします。これにより、コーティングの保護性能を維持し、劣化を防ぐことが可能です。
中には、ボディを軽く磨いて新たにコーティング剤を塗り直すなど、再施工に近い作業を行うケースもあります。メンテナンス作業に明確な決まりはなく、お店によって種類とその作業内容が異なります。
一方で、再施工は古いコーティングを完全に除去し、新たに施工し直す作業です。最初に施工した被膜は完全に剥がしてしまい、徹底して下地処理を行ったうえでコーティングを新たに塗り直します。
ガラスコーティング再施工の料金
ガラスコーティングの再施工料金は、施工店によって異なります。新規施工と同じ作業を行うため、再施工料金を設定していないお店もあれば、保証期間内であれば新規施工の7~8割程度の料金で依頼できる場合もあります。
一般的には、保証期間内の再施工に割引を適用する施工店が多く、新規施工よりも数割安くなるケースがほとんどです。ただし、割引の適用条件や具体的な料金体系は店舗ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。再施工を検討する際は、保証の有無や店舗ごとのルールを踏まえて、最適なタイミングで依頼するとよいでしょう。
関連記事:コーティングメンテナンスとは?必要性とメンテナンス頻度を解説
ガラスコーティング再施工のタイミングについて
ガラスコーティングとメンテナンスの違いについて解説しましたが、定期的なメンテナンスを続けた後、いつ再施工を依頼すべきか迷う方もいるのではないでしょうか。
再施工のタイミングには明確な決まりがなく、ボディの状態や今後の乗り換え予定などによって最適な時期は変わります。どのタイミングで再施工を考えるべきか、いくつかのポイントを押さえておくと判断しやすくなります。ここでは、その目安について解説します。
保証が切れるタイミングでの再施工がおすすめ
ガラスコーティングを施工した場合、多くの施工店が保証期間を設けています。保証の内容は店舗によって異なりますが、期間内であればメンテナンスを受けられたり、割引価格で再施工ができたりするケースが一般的です。
そのため、保証が切れるタイミングで一度施工店に相談し、再施工を検討するとよいでしょう。保証を活用すれば、通常よりもお得な料金で施工できる可能性があります。具体的な条件は店舗によって異なるため、事前にホームページや保証書の規約を確認しておくことをおすすめします。
板金塗装した場合は1ヵ月後以降がおすすめ
板金塗装を行った箇所は、コーティングが剥がれているため、部分的な補修や再施工が必要です。ただし、塗装してすぐにコーティングをするのではなく、約1ヵ月後を目安に施工を検討しましょう。
これは、塗装直後は塗料が完全に固まっておらず、まだ柔らかい状態だからです。塗装はベース塗料の上にクリア塗料を重ねる仕組みですが、クリア塗料がしっかり硬化するまでには約1ヵ月かかります。そのため、塗装が安定するのを待ってからコーティングを再施工することで、しっかりと定着し、長持ちしやすくなります。
適切なタイミングで再施工を行うことで、コーティングの効果を最大限に発揮でき、車の美観と保護性能を長期間維持できます。
効果が弱まってきた場合はお店に相談するのがおすすめ
コーティングの効果が弱まってきたと感じる場合、被膜が残っているものの汚れや水アカなどで効果が落ちているケースと、被膜自体が劣化してほぼ剥がれてしまっているケースがあります。ただ、自分でその違いを見極めるのは簡単ではありません。
被膜が十分に残っているのに再施工をするのはもったいないため、判断に迷ったら一度施工店に相談するのがおすすめです。ボディの状態を確認してもらえば、メンテナンスで対応できるのか、それとも再施工が必要なのか、最適な方法を提案してもらえます。
各施工店のガラスコーティング再施工について
ガラスコーティングの再施工は、施工店によって具体的なルールや料金が異なります。メンテナンスの内容も店舗ごとに違いがあるため、保証期間や料金を事前に確認したうえで、再施工を依頼するのか、それとも別の店舗で新規施工を検討するのかを判断することが大切です。
ここでは、ディーラー・キーパー・コーティング専門店の再施工について、それぞれの特徴や対応の違いを解説します。
ディーラーのガラスコーティング再施工
ディーラーでは、独自に開発したコーティング剤や提携業者によるコーティング施工が可能です。ただし、保証内容や再施工のルールはディーラーや店舗によって異なり、すべての店舗で統一された仕組みはありません。
例えば、トヨタの「HYOGOTOYOTA」では、コーティングの保証期間が3年設けられていますが、保証期間内の再施工による割引制度はありません。ただし、車検と同時に再施工を依頼すると、施工料金が30%割引になる特典があります。
また、ホンダの「ホンダカーズ南海」では、コーティングの保証期間が5年ありますが、期間内の再施工による割引制度は設けられていません。再施工専用の「リフレッシュ施工」というメニューはありますが、新規施工と同じ料金設定となっており、中古車の場合は研磨などの追加作業が加わる仕様になっています。
参考:HYOGO TOYOTA
参考:ホンダカーズ南海
※上記情報は2025年3月15日時点の情報です。
キーパーのガラスコーティング再施工
キーパーは、全国に店舗を展開するカーコーティング専門店で、手軽に施工できるコーティングメニューが充実しているのが特徴です。短期間の耐久性を持つコーティングは価格が抑えられており、一定期間ごとに新規施工を推奨する形を取っています。
一方、長期間の耐久性を持つガラスコーティングでは、例えば「ダイヤモンドキーパー」の場合、メンテナンス内容によって保証期間が3年または5年に設定されています。再施工時には、別のコーティングメニューへ変更することも可能です。
また、再施工の際にはメニューによって3,000円~5,000円の割引が適用されることがあります。ただし、店舗によって対応が異なる可能性があるため、実際に施工を依頼する前に、保証内容や料金について確認しておくことをおすすめします。
参考:キーパーコーティングの再施工時期はいつが最適?|キーパープロショップ堂林店
※上記情報は2025年3月15日時点の情報です。
コーティング専門店のガラスコーティング再施工
コーティング専門店では、店舗ごとに保証期間やメンテナンスメニューが異なります。再施工についても、保証期間内であれば割引価格が適用されるお店もあれば、新規施工と同じ料金がかかるお店もあります。
ただし、専門店はコーティングに特化しているため、リピーターとして長く利用してもらいたいと考える傾向が強く、再施工時の値段交渉がしやすい印象です。割引の有無や適用条件は店舗によって違うため、再施工を検討している場合は、新規施工の際に保証内容や料金について確認しておくとよいでしょう。
DIYでのガラスコーティング再施工について
DIYでガラスコーティングを施工した場合、再施工のタイミングも自分で判断する必要があります。目安としては、使用したコーティング剤の耐用年数を参考にしつつ、洗車しても撥水効果やツヤの変化が感じられなくなったタイミングで検討するとよいでしょう。
ただし、再施工の際は新規施工時とは異なる作業手順や注意点があり、適切に進めないと仕上がりに影響を与える可能性があります。ここでは、DIYでのガラスコーティング再施工の手順やポイント、下地処理を専門店に依頼する選択肢について解説します。
再施工の作業手順
ガラスコーティングをDIYで再施工する際は、新車時の施工とは異なり、鉄粉やシミの除去が重要です。まず、洗車をしてボディの汚れを落とし、鉄粉除去剤やイオンデポジット除去剤を使って下地を整えます。この処理を怠ると、コーティングが均一に塗れず、仕上がりが悪くなる原因になります。
次に、ボディ全体を研磨して古い被膜や細かい傷を除去します。ただし、ポリッシャーがない場合は研磨作業は省略します。その後、しっかりと洗浄し、乾燥させてからコーティングを塗布する流れです。
施工後は最低でも24時間は水濡れを避け、完全硬化するまで約1週間は注意が必要です。適切な手順で作業を進めることで、DIYでも高いコーティング効果を得られます。
再施工の注意点
前述の通り、再施工では下地処理がとても重要です。古いコーティング被膜だけでなく、鉄粉やシミも丁寧に除去する必要があります。
専門店では、除去後の研磨を前提として鉄粉除去粘土を使用することが多いですが、この方法はボディに傷が入りやすいため注意が必要です。傷を極力増やさずに処理するには、有効成分で鉄粉を溶かすタイプの除去剤を使うのがおすすめです。
また、シミの除去には専用のクリーナーを使用しますが、成分が強力なため、この時点で古いコーティング被膜も自然に剥がれます。除去剤は成分が強いため、説明書に記載された放置時間を厳守し、適切に作業を進めましょう。
関連記事:車の雨シミを落とす方法や道具と予防策をIICが解説
関連記事:車の鉄粉除去方法をプロが徹底解説!作業の注意点やおすすめ商品もご紹介
下地処理のみ専門店に依頼するのもおすすめ
ガラスコーティングの再施工では、コーティング剤を塗る前の下地処理が仕上がりを大きく左右します。鉄粉やシミの除去はDIYでも対応できますが、ボディ全体を均一に仕上げるための研磨作業は、専門的な技術と知識が必要です。特に、ボディの状態が悪い場合、そのままコーティングを塗るとムラやギラつきが発生し、仕上がりが悪くなる可能性があります。
そのため、下地処理だけを専門店に依頼するのも一つの方法です。キーパーコーティングなどでは、鉄粉除去やシミ除去、磨き作業のみのオプションメニューが用意されていることがあります。一方、コーティング専門店では下地処理のみのメニューを設けていないことが多いですが、相談次第では対応してもらえる可能性もあります。
下地処理に自信がない場合は、無理にDIYで仕上げようとせず、施工店への依頼を検討してみましょう。
ガラスコーティング再施工時に役立つおすすめのDIYアイテム
ガラスコーティングの再施工では、鉄粉やシミなどの不純物をしっかり除去することが重要です。下地処理を適切に行うことで、コーティングの定着が良くなり、仕上がりや耐久性が向上します。
ここでは、コーティング専門店・カービューティーアイアイシーがおすすめするDIY用の下地処理アイテムを紹介します。施工しやすく、初めての方でも安心して使えますので、ぜひお試しください。
SCHILD® 鉄粉除去剤390ml
SCHILD® 鉄粉除去剤は、塗装面に付着した頑固な鉄粉を浮かせて除去できるプロ仕様のクリーナーです。鉄粉に反応すると液剤が紫色に変色し、視覚的に確認しながら除去作業を進められます。
特にブレーキダスト汚れに強く、ホイールや外車の頑固な鉄粉にも効果を発揮します。施工時は、まず洗車を行い塗装面の汚れを落とした後、鉄粉除去剤を塗布。1~3分放置して鉄粉に反応させた後、トラップ粘土や鉄粉除去パッドで擦ることで、スムーズに取り除くことが可能です。
軽度な鉄粉であれば、マイクロファイバークロスで拭き取るだけでも対応できます。施工後は必ず水道水でしっかり洗い流すことが重要です。業務用ながら初心者でも扱いやすく、DIYでの再施工時におすすめのアイテムです。
SCHILD® 鉄粉除去剤の詳細はこちら
超強力鉄粉粘土
超強力鉄粉粘土は、塗装面に深く刺さった鉄粉をしっかり取り除くためのアイテムです。特に、鉄粉除去剤だけでは落としきれない頑固な鉄粉や、鉄粉除去パッドでは対応しにくい細かい箇所の鉄粉にも効果を発揮します。
鉄粉除去剤と併用することで、鉄粉を浮かせながら粘土でこすり取ることができ、除去効果を最大限に引き出せます。ホイールに付着したブレーキダストやボディの鉄粉汚れにも対応しており、コーティング前の下地処理に欠かせないアイテムです。
鉄粉除去剤の詳細はこちら
鉄粉除去パッド
鉄粉除去パッドは、塗装面へのダメージを抑えながら鉄粉を効率よく除去できるアイテムです。パッドの凹凸部分が鉄粉をしっかり絡め取り、粘土を使う場合よりもボディに傷がつきにくいのが特徴です。
水とパッドだけで簡単に施工できるため、初心者でも扱いやすく、コーティング前の下地処理としても最適です。粘土よりもスムーズに作業ができ、広範囲の鉄粉除去に向いているため、洗車の延長として手軽に使うことができます。
鉄粉除去パッドの詳細はこちら
SCHILD®イオンデポジット除去剤 100ml
SCHILD®の業務用イオンデポジット除去剤は、塗装面に付着したイオンデポジットや雨染みを簡単に取り除けるクリーナーです。無機酸塩・キレート酸の力で、カルシウムやケイ素を分解し、塗装面を傷めることなくスムーズに除去できます。
専門店でも使用されている業務用溶剤で、高い洗浄力が特徴です。研磨剤不使用のため、コーティング施工車にも安心して使用できます。塗布・放置・拭き取りの3ステップで簡単に施工できるため、初心者でも扱いやすいアイテムです。
SCHILD®の業務用イオンデポジット除去剤の詳細はこちら
SCHILD® 下地処理5点セット
SCHILD® 下地処理5点セットは、カーコーティング前の塗装面を整えるためのアイテムです。カーシャンプー、洗車スポンジ、イオンデポジット除去剤、高級マイクロファイバークロス2枚が含まれており、塗装面の汚れやスケールを取り除き、コーティングの密着性・耐久性を向上させます。
コーティング前の下地処理として、洗車後にカーシャンプーで油膜や汚れを落とし、イオンデポジット除去剤で水道水や酸性雨によるシミを除去することで、塗装面を最適な状態に仕上げることができます。
SCHILD® 下地処理5点セットの詳細はこちら
ガラスコーティング再施工に関するよくある質問
ガラスコーティングの再施工について解説してきましたが、まだまだ気になることがある方もいるのではないでしょうか。最後は再施工に関する4つのよくある質問に答えていきます。
・コーティングが残っているのに重ね塗りしても大丈夫?
・ガラスコーティングの再施工は何年ごとにすればいい?
・再施工の前にワックスを使っても問題ない?
・ガラスコーティングの再施工をしないとどうなる?
再施工のタイミングや作業に関する内容ですので、参考にしてみてください。
コーティングが残っているのに重ね塗りしても大丈夫?
コーティングが残ったまま重ね塗りすると、うまく密着せず、古い被膜が剥がれた部分とそうでない部分でムラができることがあります。また、溶剤が均等に拭き取れず、ギラつきが出ることもあるため、避けた方がいいでしょう。
たとえ撥水効果がなくなり被膜がほぼ残っていない状態でも、下地処理をしっかり行い、ボディの肌を整えてから再施工するのが理想です。
ガラスコーティングの再施工は何年ごとにすればいい?
ガラスコーティングの再施工のタイミングは、ボディの状態やお店の保証内容によって異なります。すでにコーティング被膜が完全に剥がれ、できるだけ早く復活させたい場合は、まずお店に相談しましょう。メンテナンスだけで効果を取り戻せる可能性もあります。
また、お店によっては保証期間内なら再施工の費用が抑えられることもあるため、保証が切れる前のタイミングで検討するのも一つの方法です。最初に施工したお店以外を試してみたい場合は、別のお店を選び直して新規施工をお願いする選択肢もあります。
再施工の前にワックスを使っても問題ない?
コーティング被膜が劣化し、撥水効果や艶がなくなった場合、ワックスを使っても問題ありません。
ワックスは硬化しないため、ガラスコーティングの再施工ほどしっかりと下地処理をしなくても施工できますが、下地を整えた方が仕上がりは良くなります。また、ワックスは簡単に落とせるので、再施工する際も特に影響はありません。
ガラスコーティングの再施工をしないとどうなる?
ガラスコーティングの被膜は、定期的なお手入れやメンテナンスをしていても、時間とともに劣化して剥がれてしまいます。どのくらい持つかは使用環境によって異なりますが、再施工しなければコーティングの効果は徐々に失われます。
そのままでいいと感じた場合は再施工の必要はありません。ただし、美しい艶や防汚効果を維持したい場合は、再施工を検討しましょう。新規施工はお店に依頼し、再施工はDIYで行う人もいるため、自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。
最適なタイミングでガラスコーティングの再施工を検討しよう
ガラスコーティングは耐久性があり、こまめなお手入れや定期的なメンテナンスを行えば3~5年ほど持ちます。しかし、被膜は徐々に劣化するため、効果を維持したい場合は再施工が必要です。
再施工では下地処理をしっかり行い、ボディを磨き直すことで、撥水効果の復活はもちろん新車のような美しさに仕上がります。再施工のタイミングは、車のボディの状態やお店ごとの保証内容によって異なります。今回紹介した内容を参考に、最適なタイミングを見極めましょう。
また、DIYで再施工を行う場合は、新規施工とは異なり、下地処理が特に重要です。適切なアイテムを使い、ボディの肌を整えたうえで作業を進めることが大切です。最適なタイミングで再施工を行い、愛車を美しい状態で維持しましょう。

著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。