夜の洗車は迷惑?トラブル回避のコツと洗車できる場所を徹底解説!のアイキャッチ画像

愛車をきれいな状態で維持するうえで欠かせない洗車ですが、仕事などで使用している場合、なかなか自由なタイミングでできないものです。用事などで次の日までに愛車をきれいにする必要があり、夜に洗車をしようか迷う人もいるでしょう。

しかしながら、洗車は日中が基本であり、夜に本当に作業していいのか気になるものです。この記事では夜の洗車についてのポイントや注意点、夜間でも利用しやすい洗車方法を紹介します。

夜の洗車は基本的にNG

夜の洗車は基本的にNG

結論から述べると、夜の洗車は基本的におすすめできません。暗くて作業しにくいのはもちろん、周囲の環境を考えると注意すべき点がいくつもあります。時間帯によってはトラブルにつながる可能性もあるため、慎重に判断する必要があります。

ここでは、夜の洗車が迷惑になりやすい理由や、実際に起きたトラブル事例を紹介します。夜に洗車を検討している場合は、どのようなリスクがあるのかを理解したうえで判断しましょう。

夜の洗車は迷惑になりやすい

夜の洗車は作業しづらいだけでなく、近隣の人の迷惑になる恐れがあります。具体的には、以下のような理由があります。

・静かな時間帯なので、水や高圧洗浄機の音が響きやすい
・作業用のライトが近隣の家に差し込んでしまう可能性がある
・作業しづらく日中以上に水や洗剤が飛び散りやすい
・遅い時間帯に作業していると不審者と勘違いされる可能性がある

夜は日中よりも周囲が静かで、少しの物音でも響きやすくなります。例えば、ホースから水が流れる音や、車のドアを開け閉めする音ですら、住宅街では気になるものです。

また、暗いために細かい汚れの見落としが多く、結局、翌朝になって洗い残しに気づくこともあります。さらに、水滴や洗剤の拭き残しに気づかずそのままにすると、翌朝にはシミになってしまう可能性もあります。こうしたリスクを考えると、夜の洗車は慎重に判断したほうがよいでしょう。

夜に洗車して実際に起きたトラブル事例

夜間の洗車では、視界の悪さや環境の違いによって、さまざまなトラブルが発生することがあります。具体的な事例は以下の通りです。

・照明に虫が集まり、洗車作業に集中できなかった
・夜遅くに作業していたため、不審者と勘違いされ警察を呼ばれた
・足元が暗くて見えづらく、脚立をボディにぶつけて傷をつけてしまった
・脚立から降りる際に踏み外し、転倒してケガをした
・暗いため流し残しに気づかず、翌朝ボディに洗剤のムラができていた
・水滴を拭き残したことで、翌朝にはシミになってしまった

夜間は視界が悪く、注意しているつもりでも作業ミスが起きやすくなります。特に、足元は見えづらく脚立を設置しようとしたときにボディにぶつけてしまったり、ルーフ(天井)を拭いて降りる際に足を踏み外して転倒したりするリスクが高まります。

また、実際に迷惑をかけているかどうかに関わらず、夜間の洗車を快く思わない近隣住民が通報するケースもあるため、注意が必要です。

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夜に洗車したい場合はガソリンスタンドがおすすめ

夜に洗車したい場合はガソリンスタンドがおすすめ

前述の通り、夜の洗車は迷惑をかけたり、トラブルの原因となったりすることがあります。こうしたリスクを避けながら安全に洗車できるのが、ガソリンスタンドの洗車サービスです。

店舗によっては、スタッフによる手洗い洗車や自動洗車機を利用できる場合があります。さらに、敷地内は明るいため、視界が確保されて作業がしやすいのもメリットです。ここでは、ガソリンスタンドで利用できる自動洗車機や手洗い洗車の利用時間と料金について詳しく解説します。

自動洗車機の利用時間と料金

多くのガソリンスタンドに設置されている自動洗車機は、数分程度で洗車が完了するため、手軽に利用できます。近年はシャンプー洗車だけでなく、ワックス洗車やコーティング施工まで対応できる機種も増えています。具体的なメニューや料金は店舗によって異なりますが、ENEOSを例に調べたところ、以下の通りでした。

ENEOS(Dr.Drive 上和田南SSの場合)

・シャンプー:500円
・ワックス:700円
・泡ブローワックス:1,000円
・泡ブローコート:1,300円
・泡ブローグラスコート:2,300円
※2025年3月17日時点(現金支払いの場合の料金を記載しています)

泡ブローグラスコートは、洗車と同時にガラス系コーティングを施工できるメニューで、一定期間の防汚効果を求める人におすすめです。ワックスはガラス系コーティングほど耐久性は高くないものの、独特の深みのある艶が生まれ、仕上がりの美しさが魅力です。

参考:EneKeyで半額!?泡ブローって何?花粉や黄砂の時期に、水のアトラクションをもっと知る為のツアー|株式会社アセント

手洗洗車の対応時間と料金

手洗洗車も自動洗車機と同様に、店舗によってメニューや料金が異なります。ENEOSでは最短13分~となっており、一般的には20分前後が目安です。ENEOSウイングの手洗洗車メニューと料金は以下の通りです。

ENEOSウイングの場合

・純水手洗洗車:SSサイズ・3,230円~XLサイズ・6,000円
・純水プレミアム手洗洗車:SSサイズ・4,610円~XLサイズ・8,890円
※2025年3月17日時点(現金支払いの場合の料金を記載しています)

プレミアム手洗い洗車は、純水洗車に加え、ホイールクリーニングやピッチ除去、運転席・助手席の掃除機掛けなどが含まれたメニューです。さらに、洗車と同時に艶出しと塗装面の保護を目的とした「ピュアキーパー」も利用できます。

ただし、複数の店舗に問い合わせたところ、夜間は対応していないとのことでした。対応時間は店舗によって異なりますが、一般的には9時~17時前後が目安とのことです。

参考:ENEOS(エネオス)ウイングの手洗い洗車の料金は?メニューの特徴や評判、安く依頼するポイントまで徹底解説|ENEOSウイング

関連記事:洗車機コーティングは効果がある?エネオスを例にメリットや料金を紹介

どうしても夜に洗車したい場合は洗車場がおすすめ

どうしても夜に洗車したい場合は洗車場がおすすめ

ガソリンスタンドでの洗車について解説しましたが、コーティング施工車で自動洗車機を避けたい人や、自分のペースでじっくり作業したい人もいるでしょう。そのような場合は、夜間でも利用できる洗車場を活用するのがおすすめです。

ここでは、24時間営業の洗車場の探し方や、夜間に利用する際の注意点について詳しく解説します。

24時間営業洗車場の探し方

夜間に洗車をしたい場合は、24時間営業の洗車場を探してみましょう。Google マップの検索機能を使うと、近隣の洗車場を簡単に見つけられます。検索バーに「24時間 洗車場」と入力すると、営業時間や口コミ、写真などの情報も確認できます。

また、地域の洗車場を紹介している専門サイトを利用するのも一つの方法です。「洗車専科」のようなサイトでは、エリアごとの洗車場情報が掲載されており、条件に合う場所を探しやすくなっています。

さらに、「〇〇(地域名) 24時間 洗車場」と検索すると、自宅や勤務先の近くに深夜でも利用できる洗車場があるか調べられます。事前に設備や利用ルールを確認し、スムーズに洗車できる場所を選んでみましょう。

夜間の洗車場を利用する際に注意すること

洗車場での洗車は自由に作業できるメリットがありますが、夜間に利用する際は注意が必要な点もあります。詳細は以下の通りです。

・混雑状況の確認
・高圧洗浄機の取り扱い
・洗車アイテムや脚立の貸し出し
・季節によって営業時間などが変わっていないか

夜間でも利用できる洗車場は便利ですが、狭い場所では混雑しやすい時間帯があるため、事前に口コミなどをチェックしておくと安心です。また、手洗い洗車でしっかり汚れを落としたい場合は、高圧洗浄機の有無も確認しておきましょう。洗車場によっては、脚立やバケツを貸し出しているところもあれば、自分で用意しなければならないところもあります。

また、Google マップなどで調べた営業時間が、季節や店舗の都合で変更されていることもあります。夜間に行って「閉まっていた」ということを防ぐためにも、事前に公式サイトや店舗の掲示を確認しておくとよいでしょう。

夜に洗車するメリット

夜に洗車するメリット

夜間の洗車は基本的におすすめできないものの、洗車場などを上手に活用すれば周囲に迷惑をかけることなく、安全に作業できます。照明が整った環境であれば、視界も確保できるため、洗い残しや拭き残しのリスクもありません。

また、夏場の昼間は気温が高く、炎天下での洗車は熱中症や日焼けのリスクを伴います。夜なら気温が下がり、快適に作業できるのも大きなメリットです。さらに、日中は強い日差しで水滴がすぐに乾き、ウォータースポットが発生しやすいですが、夜は水滴が蒸発しにくいため、ゆっくりと拭き上げ作業を行えます。

加えて、夜間は洗車場の利用者が少なく、順番待ちのストレスがないのも利点です。混雑を避け、落ち着いて作業できるといったメリットがあります。

夜に洗車するデメリット

夜に洗車するデメリット

夜の洗車にはメリットもありますが、デメリットもいくつかあります。まず、湿度が高いと夜露や結露が発生しやすく、せっかく拭き上げてもすぐに水滴がついてしまうことがあります。これが原因で、仕上がりにムラができることもあるため注意が必要です。

また、冬場は気温が低く、水が冷たくて作業しづらいだけでなく、洗車後に凍結するリスクもあります。特に、水が残ったままだとドアや鍵穴が凍りついて開かなくなることがあるため、注意が必要です。

さらに、夏の夜は照明に虫が集まりやすく、洗車中にボディに付着してしまうことがあります。せっかくきれいにしたのに、最後の仕上げで虫がついてしまうと余計な手間が増えてしまいます。夜に洗車をする場合は、こうしたリスクがあることを理解しておきましょう。

夜に洗車して拭かないままはNG

夜に洗車して拭かないままはNG

夜間の洗車後、太陽光がないため水滴が焼き付いてシミになる心配は少ないと考える方もいるのではないでしょうか。しかし、夜でも水分は徐々に蒸発し、その際に水道水に含まれるカルシウムやミネラルなどの不純物がボディに残り、シミの原因となります。 ​

さらに、拭き上げをしないと、空気中のホコリや花粉が水滴に付着し、再び汚れがつくことがあります。また、放置された水滴が蒸発すると、イオンデポジットと呼ばれるシミや水アカが発生し、塗装面にダメージを与える可能性があるため注意が必要です。

日中と同じように、マイクロファイバークロスで拭き取り濡れた状態で放置しないようにしましょう。

関連記事:イオンデポジットとウォータースポットの原因と5つの対策を解説

洗車するのにベストな時間帯

洗車するのにベストな時間帯

洗車に適した時間帯は、季節によって異なります。特に、夏と冬では気温や湿度の影響を考慮する必要があります。夏場の洗車は、気温が高く直射日光が強いため、昼間の洗車は避けたほうがよいでしょう。また、屋内や屋根のある場所での作業をおすすめします。

日差しが強いと水滴がすぐに蒸発し、ウォータースポットができやすくなります。夏場の場合は、早朝(6時~8時)や日が傾き始める夕方(15時以降)がおすすめです。ただし、夕方に洗車する場合は、ボディの温度が高くなっていることがあるため、十分に冷ましてから作業を始めましょう。

冬場の洗車は、気温が低いため、洗車後に水が凍結するリスクがあります。そのため、気温が上がる午前10時~午後2時頃に行うのがおすすめです。特に、氷点下の時間帯はドアや鍵穴が凍る原因になるため避けましょう。

季節ごとの適切な時間帯を選ぶことで、洗車の効率が上がり、車の仕上がりもよくなります。時間帯に気をつけながら、愛車をきれいに保ちましょう。

夜に洗車する場合は迷惑を考慮して洗車場を活用しよう

夜に洗車する場合は迷惑を考慮して洗車場を活用しよう

夜の洗車は、騒音や照明の影響で近隣に迷惑をかける可能性があり、トラブルに発展することもあるため、基本的にはおすすめしません。どうしても洗車が必要な場合は、ガソリンスタンドの自動洗車機を利用するか、夜間でも営業している洗車場を活用しましょう。

利用する際は、洗車場の混雑状況を事前に確認し、高圧洗浄機の取り扱いにも注意が必要です。また、洗車アイテムの貸し出しの有無や、営業時間が季節によって変わる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

これらの注意点を理解したうえで正しく作業すれば、日中の暑さを避けて太陽光によるシミの発生も防ぎやすくなります。時間帯や場所に注意しながら、愛車をきれいな状態で維持しましょう。

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著者情報

株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史

2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。