プロテクションフィルムはメーカーによって耐久性や性能に差があることをご存じでしょうか?質の低いフィルムを選んでしまうと、施工後まもなく劣化して黄ばみや白濁が発生することがあります。
さらに、フィルムを剥がす際には、接着剤が劣化して塗装面に残り、きれいに剥がせなくなる可能性もあります。このようなトラブルを避けるためには、信頼できる高性能なプロテクションフィルムを選ぶことが重要です。
この記事では、プロがおすすめするプロテクションフィルム2社の商品と、色付きプロテクションフィルムについて詳しくご紹介します。プロテクションフィルム選びの際の参考になれば幸いです。
プロテクションフィルムとは?
プロテクションフィルムとは、携帯電話の液晶保護シートのように厚みのあるフィルムを塗装面に貼り付ける製品のことです。
施工することで、紫外線、飛び石、黄砂、花粉、酸性雨などの外的要因から塗装面をしっかりと守ることができます。
一度施工すれば、塗装面を3年から5年にわたってあらゆるダメージから保護することが可能です。また、近年登場した高性能フィルムの中には、7年間塗装の美しさを保つことができるものもあります。
従来のカーコーティングやガラスコーティングに代わる製品として、プロテクションフィルムの人気が急速に高まっています。
参考記事:プロテクションフィルムとは|カービューティーIIC
プロテクションフィルムの種類
プロテクションフィルムは多くのメーカーによって開発されており、製品ごとに効果や耐候性に差があります。そのため、フィルム選びには注意が必要です。質の低いメーカーのフィルムでは、施工後半年も経たないうちに黄ばみや白濁が発生することもあります。
そこで今回は、失敗しないために選びたい信頼性の高いフィルムメーカーをご紹介します。
おすすめのプロテクションフィルム
第1位
XPEL(エクスペル)のプロテクションフィルムは、優れた耐候性を持つ製品で、現在市場に出回るフィルムメーカーの中でもトップクラスの品質を誇ります。紫外線への耐性が高く、施工から3年~5年経過しても黄ばみがほとんど目立たないのが特徴です。ただし、完全に劣化しないわけではない点はご留意ください。
さらに、XPEL(エクスペル)のプロテクションフィルムは、多彩なラインナップを揃えており、用途やニーズに応じて選択できるのも魅力です。
XPEL ULTIMATE PLUS
XPEL(エクスペル) アルティメットプラスは透明タイプのプロテクションフィルムです。
XPEL STEALTH
XPEL(エクスペル) ステルスはマット仕上げのプロテクションフィルムで、特にマット塗装の保護用として設計されています。艶あり塗装の上に施工することで、艶消し塗装のような質感に仕上げることも可能です。
おすすめのプロテクションフィルム
第2位
第2のフィルムメーカーは3Mペイントプロテクションフィルムです。3Mプロテクションフィルムも通販やカー用品店で販売されているフィルムに比べると対抗性が高く、一度張り付けることで劣化を極限まで抑えられるフィルムとなります。
上記、2種類のプロテクションフィルムであれば、最も高い効果と耐久性を実現させることが可能となります。
色付きプロテクションフィルムの種類
プロテクションフィルムには、メーカーの違いだけでなく、色付きタイプも存在します。
下記では色付きプロテクションフィルムについて詳しくご説明します。
グロスブラックプロテクションフィルム
このフィルムは艶ありのブラック仕様となっており、白いボディに貼ることでカラーを変更することが可能です。
塗装を保護する機能だけでなく、車のイメージチェンジも実現できる画期的な製品です。
カーボンプロテクションフィルム
カーボン柄のプロテクションフィルムも存在しており、リアルカーボンのような美しい質感を再現することができます。
このフィルムを貼ることで、本物のカーボン素材に近い仕上がりを実現することが可能です。
カーボンフィルムの詳しい内容はこちら
ヘッドライトスモークプロテクション
ヘッドライトやテールランプ専用のスモークプロテクションフィルムも用意されています。
種類はダークスモークとライトスモークの2タイプがあり、5年~7年ほどの耐久性を備えた高品質な製品です。
ヘッドライト、テールランプ専用スモークフィルムの詳しい内容はこちら
まとめ
プロテクションフィルムは、製造メーカーによって耐久性に差があります。安価なフィルムを選んで施工すると、すぐに黄ばみや白濁が発生することがあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
おすすめのプロテクションフィルムメーカーとして、XPELフィルムと3Mペイントプロテクションフィルムの2社が挙げられます。これらの製品を選べば、品質に間違いはありません!
また、プロテクションフィルムには色付きフィルムや、テールランプ・ヘッドライト専用のフィルムもあります。使用目的に応じて、最適なフィルムを選ぶことが大切です。
プロテクションフィルムを施工し、より充実したカーライフを楽しんでいただければ幸いです♪
著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。