著者情報
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
2008年にガラスコーティング専門店の株式会社カービューテイーアイアイシーに入社
現在まで2,000台以上のカーコーティング,ガラスコーティングの施工実績を持ち、特に輸入車などの施工実績が豊富である。カーコーティングのオプション作業としてホイールコーティングの実績も豊富で様々な知識と技術力を有す。
市販のガラスコーティング剤と専門店のガラスコーティングはココが違う!
ガラスコーティングって、どれも一緒じゃないの?
車にガラスコーティングを行うと、「美しさが持続する」というメリットがあることはご存じの方も多いでしょう。ひと昔前まではカーワックスが主流でしたが、1980年代にポリマー系コーティングが登場してからはガラスコーティングに移行してきました。
プロのガラスコーティングは少々高価なこともあり、市販のガラスコーティング剤を利用して自分で作業するという方もいらっしゃいます。
しかし市販のガラスコーティング剤と、専門店が行うプロのガラスコーティングにはやはり大きな違いがあります。具体的にどう違うのか、ご紹介しましょう。
市販のガラスコーティング メリットとデメリット
市販のガラスコーティングのメリットといえば、やはりその金額。しかしその金額はさまざまで800mlの容量で2,000円前後のものから、25mlで1万円近くするものまであります。25mlでも中型車2台分のコーティングが可能な量です。
デメリットは手間がかかること。
作業としては「ボディーの洗浄」⇒「マスキング」⇒「コーティング」⇒「乾燥」といった流れになりますので、天気の良い日を狙って作業する必要があります。
専門店が行うガラスコーティング メリットとデメリット
市販のガラスコーティングと比較するなら、金額の高さをデメリットのひとつと考える方もいるでしょう。店舗によっても差はありますが、中型車で10万円〜という金額設定になっていることもあります。
しかし仕上がりの違い、耐久性の違いなどを考えたときのコストパフォーマンスは、人それぞれ感じ方が違うでしょう。
メリットとしては、プロが行いますので仕上がりの精度が高いこと。ご自身の手間が一切かからないことになります。
さらにプロの作業は「細部洗浄」⇒「ドア内洗浄」⇒「鉄粉除去」⇒「マスキング」⇒「研磨作業」⇒「脱脂洗浄」⇒「コーティング前の乾燥」⇒「コーティング塗装」⇒「2層目のトップコート」⇒「細部仕上げと赤外線乾燥」など、一般ではできない工程も含まれます。(一例であり、どの専門店でも同じ作業が行われるわけではありません)
もっとも大きな違いはココ!ガラスコーティング剤の性質
もうひとつ、市販のガラスコーティングと専門店のガラスコーティングの最も大きな相違点は、コーティング剤自体の性質です。プロが主に「無機溶剤」を使うのに対し、市販のコーティング剤は「有機系」です。有機系は扱いやすいというメリットがありますが、紫外線や耐久性には乏しいというデメリットがあります。
一方、専門店が使う「無機溶剤」は、施工時の温度や湿度によってコーティングの性能が変わってしまうほどデリケート。環境や設備が整った場所でなくては使えないこと、さらに高度な技術をもっている人でないと行うことは難しいというデメリットがあります。つまり、金額の違いにはコーティング剤の質はもちろん、技術料も大きく関わってくるところなのです。
もちろんその分、仕上がりの光沢の違いは歴然。また紫外線や酸性雨で劣化することはないため、市販のコーティング剤に比べ、驚きの耐久性が持続することは大きなメリットになります。
市販のガラスコーティングと専門店のガラスコーティングの違いは、ご理解いただけたでしょうか?
どちらを利用するかは実際の仕上がり具合をみたり、体験者の声を聞いたりするなどして、決めていただくとよいかと思います。
より高い仕上がりを求めている方には、プロのガラスコーティングをオススメします。
ワックスじゃだめ!?車のボディコーティングが必要な3つの理由
昔は車のお手入れといえば洗車後のワックスが主流でした。ワックスとは「蝋(ろう)」のことで、一般的には「常温で固体、加熱すると液体になる有機物」と定義されているようです。ところが最近は車の手入れにボディコーティングを施す人が増えています。
ではワックスとコーティングの違いはどこにあるのでしょうか? 愛車を大切にする方にとって「車のボディコーティングが必要な3つの理由」をご紹介します。
コーティングはボディの塗装を守ってくれます。ワックスは「撥水効果」には優れていますが塗装面を守る力がないのです。車の表面に塗るという意味では同じ作業なのですが、ワックスの場合はひと塗りしようがふた塗りしようが多少層を分厚くするというだけで、2層・3層の役目は果たしてくれません。
一方コーティングは何層にも重ねることが可能。車の塗装面を保護するのはもちろん表面の硬度が増すので傷が付きにくくなるというメリットもあります。
先ほどもお話ししたようにワックスは撥水効果に優れていますから、洗車後の水の拭き取りが楽になるというメリットはあります。しかしワックスにはボディを汚れから守ってくれるという効果はありません。
一方コーティングは、一般的には落ちにくい油性の汚れを寄せ付けないという特徴があります。油性の汚れをボディに塗りつける実験によると、コーティングを施したボディは霧吹きの水を吹きかけただけでこすらなくても汚れが落ちたのに対し、ワックスのほうは汚れが落ちないという結果に。雨が降った次の日は一般的に汚れるものですが、コーティングの場合ボディがキレイになるのも、この効果によるものです。
ワックスは汚染物質や水・油の汚れに対して耐久性が弱いため、落ちやすいもの。以前は、洗車するたびにワックスを塗布していたという車好きの方も多かったのではないでしょうか。
一方コーティングは、汚染物質や水・油の汚れに対して強い耐久性をもっています。少々の雨風で流れ落ちることはなく、場合によっては一度コーティングするだけで数年間、洗車は水洗いだけでOKだったという方もいらっしゃいます。ワックスに比べてコーティングの値段は高い・・・と考えている方にはコストパフォーマンスの面からも検討されることをオススメします。
いかがでしたか? ワックスとコーティングの違いをご理解いただけたでしょうか?
コーティングでひとつ注意していただきたいのは、「車の美しさを保つため」の作業なので汚れたボディに施すのはNGだということです。つまり新車にコーティングをするのは、大きなメリットがありますが、中古車などで汚れがある場合は、かなりしっかり洗車してからでないとコーティング作業ができません。個人での洗車には限界がありますが、プロによる洗浄後のコーティングは可能ですので、プロの査定を受けた後コーティングを検討されることをオススメします。
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